私も若い頃、流通に関わりました。
正直大変な目に遭いました。
広告の世界に入ると、流通のチラシにだけは 関わり合いたくないね、
な~んて言葉飛び交っていましたね。
とにかく毎週、原稿が入ってくるので 土日の一番遊びたい時に遊べない!という
不満を抱えていたのを思い出します。(笑
チラシと言えば、キレイなとかカッコいいとかに 拘ってちゃ仕事になりません。
そういう意味では、拘りを捨てて仕事に取り組んでいましたね。
でもある時期に、 本当にそうなんだろうか?って思ったんです。
ポスター感覚のチラシってだめなんだろうか?って。
それからの私は、従来のチラシデザインのスタイルは押さえつつ、
毎回徹夜でもう1案・・・ポスター感覚でチラシをつくる事に挑戦しました。
まっ、流通(物販)チラシですから ポスターにはなりません。
あくまでも「ポスター感覚」です。
ひとつ見つけたので載せてみます。
例によって古いもので恐縮ですが・・・
「ポスター感覚」って意味、理解していただけると思うのですが・・・
通常であればこのデザインは、
タイトルも弱い、まず第一に商品が小さすぎる!って理由で
ダメだし喰らうはずだと思うのですが、
このクライアントはOKだしてくれました。
徹夜の別案挑戦が実を結んだのです。
従来のチラシのように多くの色を使わない!
色数を抑える代わりに、バックに一発強い色を持ってくる。
それによって逆にこのブルーが目立って印象の強いチラシになる。
どちらにしても、採用してくれたクライアントさんに感謝です。