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2016年1月2日土曜日

変形サイズでデザインする

こんばんは。

さて、デザイナーであればカッコいいもの創りたいが本音。
で、 カッコよさげに見せる例をば。

手前味噌でごめんなさい!あくまでもよさげです。

リーフレットの例で。









それは変形サイズで創ってみるということ。
ただし、経済寸法は意識すべきですが・・・

小ぶりなサイズで手軽に手に取ってもらいそのままバッグの中へ・・・が目的。

数年前の制作物で、今ではこうすればああすればよかったなど
修正したい部分もありますが・・・
当時の私はこのデザインを良しとしたという事ですね。

あっ、このページ見てくれてる人の中には ご存知の方も
いらっしゃるかもしれませんね。

変形リーフレットの例です。
↓   ↓   ↓   ↓












画像では分かりにくいのですが、
表面はマット系の紙で回りの黒はつや消し風、
写真の部分にニス加工をしています。


アナログ時代には、 よくこういう実験や加工で印刷までも含めて、
デザインすることを楽しんだものです。
デジタルになり、印刷上の加工もあまり見られなくなったようですね。


印刷、デザインに予算をかけられないというのが
正直なところなのでしょうか。
今はそういう時代なのでしょう。


このマット加工やニス加工はいろんな場面で使えるテクニックなので
覚えておかれるとなにかと役に立つかと思います。


あと・・・ 私の場合だと色数を制限するという事でしょうか。
中面のように一発、強めの色を持ってくれば、
基本、文字はスミのせか白ヌキ。


本日はこのへんで・・・・


では、また。

2016年1月1日金曜日

DMという小さなスペースに情報を詰め込む技

あけましておめでとうございます。
今年最初の投稿は、DMデザイン・・・。


小さなスペースにこれだけの情報を盛り込むのも意外と大変な作業です。


普段はシンプルなデザインを実践していますが、このDM、かなり派手めです。
たまには、こういうデザインも出来るってとこ見せとかないとね。


こういう派手なデザインって結構喜ばれるんだよね。

派手=目立つ
はい、クライアントさんがよく言うバカのひとつおぼえ(笑
ポスターじゃあるめーし!


全面写真、キャッチ一発みたいないつも美味しいお仕事やられてる
有名著名なデザイナー様はこういうデザインって意外と四苦八苦されるんでは?


逆に印刷会社内で毎日入力作業やられてるデザイナーさんなら
訳のない事かもしれないですね。

私もこういうの得意としてる分けじゃありませんが、
まっ、デザイナーならどんな仕事もこなさなきゃならんって事です。



いきなりこういうデザインで決まった訳じゃありません。
複数案出して、結果としてクライアントさんがこれを選んだという事です。
こちらの思いが届くことって、最近少なくなってきたなって感じます。

ただ・・・

いい歳してまだ、こういうデザイン制作できている自分ってなんか・・・
楽しいんですよ!
ほんと、死ぬまで作り続けたいって思うんだよね。


ではでは。

2015年12月7日月曜日

流通(物販)チラシって嫌ですか?


今日は流通(物販)チラシについて。

私も若い頃、流通に関わりました。

正直大変な目に遭いました。

広告の世界に入ると、流通のチラシにだけは 関わり合いたくないね、

な~んて言葉飛び交っていましたね。

とにかく毎週、原稿が入ってくるので 土日の一番遊びたい時に遊べない!という

不満を抱えていたのを思い出します。(笑

チラシと言えば、キレイなとかカッコいいとかに 拘ってちゃ仕事になりません。

そういう意味では、拘りを捨てて仕事に取り組んでいましたね。

でもある時期に、 本当にそうなんだろうか?って思ったんです。

ポスター感覚のチラシってだめなんだろうか?って。

それからの私は、従来のチラシデザインのスタイルは押さえつつ、

毎回徹夜でもう1案・・・ポスター感覚でチラシをつくる事に挑戦しました。

まっ、流通(物販)チラシですから ポスターにはなりません。

あくまでも「ポスター感覚」です。

ひとつ見つけたので載せてみます。



例によって古いもので恐縮ですが・・・

「ポスター感覚」って意味、理解していただけると思うのですが・・・

通常であればこのデザインは、

タイトルも弱い、まず第一に商品が小さすぎる!って理由で

ダメだし喰らうはずだと思うのですが、

このクライアントはOKだしてくれました。

徹夜の別案挑戦が実を結んだのです。

従来のチラシのように多くの色を使わない!

色数を抑える代わりに、バックに一発強い色を持ってくる。

それによって逆にこのブルーが目立って印象の強いチラシになる。

どちらにしても、採用してくれたクライアントさんに感謝です。

2015年12月3日木曜日

100枚の写真を組み上げる

さて、先日予告(?)した 大型団地のもうひとつのB2チラシ。

タイトルから想像された方もいらっしゃるかな?そう、100枚の写真を使ってます。

「○○○○(団地名)百景」というコピーから 一気にデザインは決まりですね。もう出来たも同然です。100枚の写真は使ってますが、デザインレイアウト自体はシンプルに!しかし、当初考えていたよりも はるかに大変な作業でしたが!(笑


全て同じ大きさで組むのなら別になんてことないんだけど・・・大小付けることで平坦な感じになるのを避けたかった。写真サイズは全部で6種類。 枠決めだけでも結構時間使いましたね。白地を出さずに紙面全面を使う手もあります。そうなると、文字関係を写真の上に処理・・・写真や文字が見えにくく読みにくくなりますね。

後は文字のスペースも写真スペースの中に 組み込む手法もあるでしょう。割り付けはモット複雑になりますが・・・あなたなら、どんなデザイン、レイアウト処理を されるんでしょうか?

意識して雑多な感覚を狙う場合は別ですが、基本、広告デザインはシンプルできれいなレイアウトであるべきだと私は考えます。

だって広告デザインは、 アートとは違い、鑑賞するものではなく見て読んでもらうことが目的な訳ですからね。

では、また。

2015年11月22日日曜日

目立たせるには、崩すことも必要。

基本、キレイなレイアウトが好きなんですが、まっ、私たちの業種は気取っててもだめですし、じゃあってことで・・・・

ドカンとインパクト勝負で創ったのがこれ! ↓


商品写真に負けないくらいのキャッチが必要だなと思い、かなりそれっぽいキャッチを作りましたが・・・

店舗側はけっこう喜んでくれました。文字の組み方自体はビジュアルを邪魔しないように、撮影の段階から上の文字スペースを考えて撮影しました。これでキャッチが普通に縦に入ってくるとおとなしいデザインに落ちつきそうだったので極太のフォントを振って崩してインパクトを持たせました。

このへんは、使えるレイアウトテクニックですので覚えておかれると何かと便利かなと・・・

あと撮影ですが・・・ あとでどうにでも使えるようにとファインダーの中に全体像が収まるように撮影するのもありですが、その場合トリミングでアップで切り取ってもこういう写真にはなりません。

思い切ってアップで撮影される事を おすすめします。ボケ具合が全然ちがいますので。

ボケ具合を生かした写真をお望みなら・・・やはり絞りを調整できるデジタル一眼がおすすめ。