2012年4月30日月曜日

白地が基本






















イタリアのプーリア州の料理紹介パネル。


やはりレストランの制作物の場合は


白地が基本ではないでしょうか?

料理を美味しく見せないと意味がありませんしね。

余計な色を敷いて料理写真の邪魔をするというのも

どうかなと思います。


提供するお料理とプーリア州の説明も兼ねた

パネルデザインになります。

これだけのデザイン素材をレイアウトするのって

そう簡単ではありません。


結構繊細な料理なので

文字も細めの明朝系で組んでみました。

今回はきちんと文章も読んでほしかったので

タテ組でデザインしてみました。




2012年4月24日火曜日

レストランと言えば・・・




















一年を通して一番の稼ぎ時はやはり

クリスマスですよね。


毎年11月になるとクリスマスに合わせて

ポスター、メニューなどの制作で

かなりの忙しさになります。



他の事業部からの年末年始用の

デザインツール制作依頼もあるので

効率よく上げていかないと

パニクることにもなりかねません。


やはり文字をキチンと奇麗に組むこと

これが出来ていないと冴えないデザインの出来上がりです。


文字詰め、カーニングは最低限の作業です。







2012年4月22日日曜日

デザインする事を楽しむ




















我社のレストランでは

こういう催しもやってるんですよ。


博多にお住まいの方でご存知の方も

いらっしゃるかもしれませんね。


こういうのはデザイナーとしても

楽しんでやれる仕事ですね。

特に私みたいに音楽好きな人間は特に。


こういう告知は、結構原稿量が多くなりがちなので

デザイン・レイアウトは息苦しさを感じないよう

空きスペースを取る事を意識しました。


デザインする上でその仕事を楽しむというのは

大切な事ですね。

2012年4月16日月曜日

レストラン チラシ


















前回の記事で私が食に関わる会社に勤務しているのが

お分かりになったのではないでしょうか。


今日はもう一つ、レストランからの依頼で作ったものを。



もうね、予算ないから

写真だって自分のデジカメで撮らなきゃならない。



そりゃ、私もプロのデザイナーですから

写真だって当然、プロが撮影したもの使いたいですよ。

でも予算ないって言われりゃ、自分で撮影するしかないです。



はい、福岡タワーです。

ソフトバンクホークスのホーム球場

yahooドームもこの近くで〜す。



で、意外とこの福岡タワーの上にレストランがある事

地元の人間でも知らない方いらっしゃいます。



という事でもっと認知させたいという依頼でした。



もうこのキャッチしかないって思いました!



個人的にはスコーンと抜けた気持ちいい写真が撮れたと思います。



600万画素くらいですね。

十分使えます。

2012年4月14日土曜日

こういうもの作ってます。


















社内でこういうもの作ってます。


店舗用のパネルですね。


デザインって素材が多いほど
カタチにし易いってのがあります。


逆にシンプルなほど難しい。


これなどテーマ(沖縄)が決まってるので
わりと、すんなり作業は進んだかな。


自社内の大型出力機でプリントアウト、
パネル加工して店舗に送り出し。


ほぼ毎日、こういう流れで作業は進んでいきます。

2012年4月13日金曜日

企業内企画制作課の現状 その8


おつかれさまです。


同じように企業の中でデザインに関わっておられる方も

いらっしゃるでしょう。


あなたのデザイン環境はいかがでしょうか?

うちは問題ないよ!と言う方。



ほんとうに羨ましい限りです。



アートディレクターという立場でありながら

デザインに関してものが言えない

言っても通用しないという苛立ち。



ストレスしか感じない日々。



この数日の書き込みで

少しは憂さ晴らせたかな?(笑



もしお付き合い頂いた方いらっしゃいましたら

どうもありがとうございました。



といってこのブログがお終いという事ではありませんので

よかったら、たまに覗いてくれると励みになります。


という事で


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企業内企画制作課の現状 その7


この数年でこれらの事が見えてきました。


デザインという業務は特殊です。

にも関わらず企画は社内の中でまるで事務系と同様に

判断されているのです。



アイデアが欲しいとき

通常であれば資料を探しに街に出ていく。

これデザイン会社時代は当たり前の事として

やれていた事です。



現状は・・・

出ていけません!

外に出ていったい何やってるんだ!?という

ほかの課から批判が出るらしいのです。

上司に言っても本当に出る必要があるのかという

言葉が帰ってくるだけです。



なんだか、笑いしか出ませんが・・・

日々、こんな感じで業務に携わっているのです。



どうですか?

デザイン部門も持つ資格もないと感じられませんか?

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2012年4月12日木曜日

企業内企画制作課の現状 その6


おつかれさまです。


もう一つの問題点・・・

それは店長を統括しているマネージャーという存在。



エリアマネージャー。

そのエリアマネージャーを統括するGM。

この方たちにも問題ありですね。



はっきり言ってどんな仕事しているのかが

見えてきません。



私たちがマネージャーと関わるのは

新店出店などの打ち合わせくらいしかありませんが、

そういう打ち合わせにおいても

具体的な戦略、方針、コンセプトを提示してくる方は

ほとんどいません。



そういうマネージャーが各店舗の店長たちを

統括しているという現状。

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2012年4月11日水曜日

企業内企画制作課の現状 その5


おつかれさまです。

そういう店長は絶対に引きませんね。

自分の感覚・感性を押し通そうとします。

妄信的に自分を信じてる。

耳を貸さない。(笑



こういう理由でこういう処理の方がいいと思いますよ。

それってお客様に伝わりますかねえ?


そんな説得やアドバイスも通りません。

制作物に関心がある事は店長として感心だとは思います。



なぜ、我々プロに任せないのでしょう。

そこには・・・

俺が言った通りにやれよ!という

間違った「お偉いさん」独特の勘違いがあります。


あんたの仕事は「POP」作りじゃないでしょ?

ほかにやる事ありますよねって。


もう一つの問題点・・・

2012年4月10日火曜日

企業内企画制作課の現状 その4

おつかれさまです。

デザインというものを理解していない各店舗の店長。

ここに現場第一主義の弊害が発生します。


店長なので、いわゆる「お偉いさん」なのです。

そこを勘違いしている店長がほとんどです。

立場が上というだけの事です。


そういう人間が自分のど素人感覚で

デザイン発注をしてくる訳です。


私がいうので間違いありません!

彼らはデザインに関してはド素人です。


「私はデザインに関してはわかりませんからお任せします。

ただし、これらの内容だけは入れてください。」

本来はこうあるべきです。

そのために私たちがいるのですから。


それを何を勘違いしたか

色、フォント、レイアウトまで

指定してくる店長がいます。

はっきり言って笑っちゃうような感覚で・・・


妙な自信というものは

端から見ていて実に滑稽なものです。

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企業内企画制作課の現状 その3


おつかれさまです。


我が社の企画制作課には

ほぼ毎日のように全国の店舗から

プライスカード、POP、ポスターなどの発注が

FAXで送られてきます。



それを確認し各店舗の店長と連絡をとり

発注内容をまとめる3人の人間がいます。

業務進行管理です。



彼ら彼女らは、デザインに関しては素人です。



しかし、長年に渡って私たちデザイナーと関わる事で

デザインがどういうものであるのか

多少なりとも理解できているのです。



そこを全くと言っていいほどに理解していない

もしくは、理解しようとしないのが

売り場、現場の店長と言われる人間たちです。


そこにはある決定的な問題が横たわっています。


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2012年4月9日月曜日

企業内企画制作課の現状 その2


おつかれさまです。

さて、フリーからまた会社、それも地元の大手企業に入った私ですが。


入社後2〜3日で「違和感」を覚えました。


企画制作課というデザインの場はあるのですが・・・

社内にデザインというものに対する理解がない!

まずそれを感じ取りました。


私の会社は店頭販売によって利益を得ています。

社内の中に、現場第一主義という考え方があります。

まあ、それは理解できます。

現場でモノを売ってくれる人間がいるからこそ

そこから私たちの給料が出ている。


まさに広告デザインの役目はそこなのです。


現場が売りやすく、より販売に繋がるようにと

考えてツール提案などで

売り上げへのお手伝いをしている訳ですね。


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企業内企画制作課の現状 その1


みなさん、お疲れ様です。

昨日は花見で賑わったんでしょうね。



さて、今日から私が勤めている会社での状況を

数回に分けてお話ししておこうと思います。


デザイナーが見たある企業の中の

デザイン制作環境という事で。


私の会社は全国で1,000人規模の会社。

業種はちょっとご勘弁くださいね。


私は企画制作という課でデザイナー、アートディレクターという

立場で働いています。


広告デザインに関わって今年で34年になります。

そんな私が発信する側の企業に50歳で迎えいれられたというのは

すでにお話したと思います。


要するにフリーでやっていけなくなったからというのが

また会社勤めに戻った理由ですが、

その最大の理由は人と関わりたかったというのもあります。


フリーデザイナーは孤独でもあります。

日々もくもくと一人で制作する毎日。

一人でできることには限界があります。

限界を超えることなど日常茶飯事です。

それによって私の場合は

昼夜逆転の生活が約7年続きました。

流石に疲れました。


では企業勤めとなった今はどうなのか?


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2012年4月2日月曜日

答えのない世界

デザインってそういう世界なんだと思う。

十人十色、百人百様って言葉が似合う世界・・・

そう、これだという答えのない世界。


この歳までこの世界で生きてると

ちょっとしたデザインだったら簡単にできちゃう。

だって「引出し」多いもん。


若い子たち見てて思うのが

代わり映えしないデザイン多いなってこと。


それとデザインには理屈と理論があるってこと。

興味があるってだけで

Tシャツかなんかのデザインしてるだけで

デザイナー気取り・・・

最近こういう人種多いね。


彼らに文字組やらせたら一発で露呈しちゃう。

基本のなさがね。


いわゆる、いいとこどりってやつね。

まっ、彼らは問題外だけど・・・



あと、「引出し」が少ない。

仕方ないじゃん!って思う?

タイトルやキャッチ

横組で組んで決まらなければ

なんでタテ組にしてみようって思わない?



頭の中の引き出しなんて無理ですよ!

実際にあなたの机の引き出し

何が詰まってますか?

一度空っぽにしてみませんか?


そこにひとつずつ、気に入ったデザインなど

貯めこんでいけば

それがいつかあなたの大切なあなただけの資料に・・・

それが「引き出し」です。