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2015年12月6日日曜日

しめたもの。

現在、装飾系の過剰なデザインを目にする機会が 多いということは

何度か書いてきました。

特にネットの商材販売ページがそれに当たりますね。

フィルターや過剰な写真合成など・・・

またそういう合成スキルが重要で、 アクセスアップ繫がるみたいなね。

はっきり言って、ああいう煽りの販売ページって見てられません。

私に言わせれば、派手を通り越して、「汚い」とさえ思えます。

あんなものがデザインだと勘違いしないでいただきたい。

今日は正反対のものをお見せします。

これを「美しい」と思えるようになれば「しめたもの」です!

デザインってこういうものですよ。

新聞という媒体特性を最大限に活かしたデザイン。

最初から読ませる事を目的にデザインされたデザイン!

スミ文字の中にピッ、ピッ、ピッと赤がポイントになってます。



2015年11月29日日曜日

表現手法がハマった時

広告表現の面白さ、楽しさってどこにあるのでしょう?

こんばんは。

それは直感的に出てくる場合もあるし、悩んで悩んで絞り出す場合だってあります。

でも・・・・ どちらの場合も 伝えたいことがビジュアルとして見えた時の

あの思わずニヤっとしてしまう瞬間。

あれを経験すると広告ってほんと・・・ 辞められません!

今日は結構大胆な新聞広告です!
うん、巧いね!

キャッチコピーとこのビジュアルで伝わるよね。

まさにインターネット時代を象徴するような

新聞広告になっています。

こういうのが、広告におけるクリエイティブの面白味と楽しさです。

しかし・・・ TOPPANといえば、

紙媒体を中心とした印刷業だったんですがね。

ここにも・・・ 時代は変わる!ですね。


それでは、また。


2015年11月25日水曜日

広告には企業の姿勢が表れるという例

さて本日はまずこちらを ↓


はい、ユニクロですね。相変わらずシンプルなデザインですが、けっこうデザイン的には冒険してますよ。淡いグレーバックなのに全ての文字を白抜きにしてます。普通の企業であれば読みにくいという事でもっと読みやすい処理に変更させられるはずです。

多分スミ文字だとデザイン全体が重~い印象になるでしょう。これを受け入れること自体が、ユニクロのデザインに対する思想、感性の素晴らしいところ。

そしてこのキャンペーンですが、戦略的に第二弾、三弾が企画の段階で決められていたのでしょう!上の15段のように、第一弾は「ガツン」て感じ・・・

それじゃ、第二弾は?


う~ん、巧いですね。モニターさんのコメントでしょうか?
新聞でしかできない表現だと思います。新聞だと読まれますからね。びっしり並んだコメントの中に 小さめだからこそピンクのダウンが目を引きます。このへんはクライアントさんにぜひ学んでほしいところです!

デザイナー生活の中でも意外とやらせて貰えないタイプのデザインですね。まずこういうデザイン(特に2弾目)を受け入れる ユニクロの理解を褒め称えるしかないでしょう。(笑

だって、ユニクロの広告はいつだって「シンプル」が基本になってますよね。それはまさに、ユニクロの商品自体についても言えることだと思います。

画像は朝日新聞より(2012.09.22/2012.10.29掲載分より)


2から2.5とは?

さて、本日の新聞広告の紹介です。

2012年、日経広告賞の最優秀賞を受賞した新聞15段。
企業広告です。写真はありません! コピーのみ。デザイン的にも美しいです!

みなさんには、写真もないし、物足りない、面白くない、かもですね。
広告って面白い、面白くないですか?

言わなきゃいけない事、伝えなきゃいけない事を、きちっと伝える。
それが広告の目的、使命じゃありませんか?
広告はアート作品ではありません!

メッセージとしては、とても分かり易いものになっています。
ここでも、この企業の自信と 2.5という新しい言葉を作るという挑戦が見てとれます。

画像をクリックしてみてください。ぎりぎり、内容が読めると思います。(無理かな・・)


典型的なシンメトリーなレイアウトがとてもキレイです。
シンメトリーって、揃い過ぎて普段はあまりやらないんですが、これくらいの量のメッセージだと強力なレイアウト効果を出していると改めてシンプルなデザインの力を再認識させられます。

やはり・・・・・ メッセージを伝えるには、小手先は必要ない!ですね。

2.5のさりげない色付けがお洒落です。

企業の姿を知る

本日の新聞広告の紹介です。

これはいわゆる企業広告と呼ばれるもの。なので企業の理念やユーザーへの感謝、 そして企業の未来などを語る広告です。

「読ませる」が企業広告の基本。言ってみれば、媒体として一番新聞に合った広告と言えるでしょう。

創業120周年という固くなりがちな内容を、この会社の商品と「自然」というテーマで結びつけデザイン的には楽しく可愛いテイストで上手くまとめておりとてもキレイ広告になっています。 ↓


2015年11月23日月曜日

インパクトとは!

キャッチ、タイトル・・・ 訴えたいものを徹底して大きく。

すると・・・ こんなインパクトのある 分かり易い広告が
できあがる という 良い見本! ↓

5行のボディコピーをみてほしい!きっちり5行目の最後で終わってるでしょ!
これ、偶然だと思う?デザイナーはこういう部分をこだわるのですよ。
終わらせちゃうの。

これがプロのデザイナーのシ・ゴ・ト!  

強烈、大胆、迫力。

大胆な構図で 目眩がするほど美しい新聞広告。

こんにちは。

新聞見開き30段の新聞広告です。

さすがエルメスという一流ブランドだけの事はありますな。コピーは入っていますが、メインはあくまでもビジュアル!

余計なものは一切入っていない、ド迫力の広告ですね。 ↓


新聞媒体の色の表現力も格段に進化しているんでしょうね。
エルメスというブランド力を使ったとてもストレートな迫力ある広告だと思います。

まさに強烈!しかし、これがセンス。

はい今日は、私の最も好きな新聞広告です。

いやー、新聞広告も変わったもんだ!新聞広告ってね、印刷入稿に気使うですよ。普通の印刷じゃないから・・・ 線数というのがあってね。ま、どれくらい精細かの基準というか・・・昔は新聞の印刷ってけっこう粗くってね。逆にその粗さを逆手にとるデザインもあるにはあったけど。

もう昔とは違うのかな?情報、疎くてすんません。

まあ、これみてくださいな。 ↓


こういう色使いを、ただド派手なっ・・・な~んて思っちゃあだめっすよ!赤バックに赤いドレス。こういうのを、ハイセンス(死語!?)って言うんだと思います。

一見モデル女性、コピペかっ?って思っちゃうよね。連写だな。ドレスの皺や肩口など見てみ。微妙な違いに気づくでしょ?

こういうシンプルなデザインって、簡単そうで・・・意外と・・・です。全体のトーンを赤で統一。だから、それぞれの商品が引き立つ。

今日は、朝日新聞の広告(2012年)からでした。

この新聞広告の紹介は、今後も続けます(予定)

じゃあ。