2015年11月25日水曜日

広告には企業の姿勢が表れるという例

さて本日はまずこちらを ↓


はい、ユニクロですね。相変わらずシンプルなデザインですが、けっこうデザイン的には冒険してますよ。淡いグレーバックなのに全ての文字を白抜きにしてます。普通の企業であれば読みにくいという事でもっと読みやすい処理に変更させられるはずです。

多分スミ文字だとデザイン全体が重~い印象になるでしょう。これを受け入れること自体が、ユニクロのデザインに対する思想、感性の素晴らしいところ。

そしてこのキャンペーンですが、戦略的に第二弾、三弾が企画の段階で決められていたのでしょう!上の15段のように、第一弾は「ガツン」て感じ・・・

それじゃ、第二弾は?


う~ん、巧いですね。モニターさんのコメントでしょうか?
新聞でしかできない表現だと思います。新聞だと読まれますからね。びっしり並んだコメントの中に 小さめだからこそピンクのダウンが目を引きます。このへんはクライアントさんにぜひ学んでほしいところです!

デザイナー生活の中でも意外とやらせて貰えないタイプのデザインですね。まずこういうデザイン(特に2弾目)を受け入れる ユニクロの理解を褒め称えるしかないでしょう。(笑

だって、ユニクロの広告はいつだって「シンプル」が基本になってますよね。それはまさに、ユニクロの商品自体についても言えることだと思います。

画像は朝日新聞より(2012.09.22/2012.10.29掲載分より)


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