2012年5月2日水曜日

東北応援もしているんですよ。


























我が社では、震災で被害を受けた東北復興のために

ちゃんと安全を確認した上で

東北のお肉を、東北の美味しいものを食べよう!という

東北応援キャンペーンなんかを会社として

取り組んでいます。


募金活動も定期的に行い、

日本赤十字を通してすでに4回ほど

義援金として送らせていただいてます。

総額2百数十万円だったと思います。


上がパネル2種のデザインです。

こういうデザインの場合もやはりその趣旨を考えれば、

派手にならないように気を使う必要がありますね。






2012年4月30日月曜日

白地が基本






















イタリアのプーリア州の料理紹介パネル。


やはりレストランの制作物の場合は


白地が基本ではないでしょうか?

料理を美味しく見せないと意味がありませんしね。

余計な色を敷いて料理写真の邪魔をするというのも

どうかなと思います。


提供するお料理とプーリア州の説明も兼ねた

パネルデザインになります。

これだけのデザイン素材をレイアウトするのって

そう簡単ではありません。


結構繊細な料理なので

文字も細めの明朝系で組んでみました。

今回はきちんと文章も読んでほしかったので

タテ組でデザインしてみました。




2012年4月24日火曜日

レストランと言えば・・・




















一年を通して一番の稼ぎ時はやはり

クリスマスですよね。


毎年11月になるとクリスマスに合わせて

ポスター、メニューなどの制作で

かなりの忙しさになります。



他の事業部からの年末年始用の

デザインツール制作依頼もあるので

効率よく上げていかないと

パニクることにもなりかねません。


やはり文字をキチンと奇麗に組むこと

これが出来ていないと冴えないデザインの出来上がりです。


文字詰め、カーニングは最低限の作業です。







2012年4月22日日曜日

デザインする事を楽しむ




















我社のレストランでは

こういう催しもやってるんですよ。


博多にお住まいの方でご存知の方も

いらっしゃるかもしれませんね。


こういうのはデザイナーとしても

楽しんでやれる仕事ですね。

特に私みたいに音楽好きな人間は特に。


こういう告知は、結構原稿量が多くなりがちなので

デザイン・レイアウトは息苦しさを感じないよう

空きスペースを取る事を意識しました。


デザインする上でその仕事を楽しむというのは

大切な事ですね。

2012年4月16日月曜日

レストラン チラシ


















前回の記事で私が食に関わる会社に勤務しているのが

お分かりになったのではないでしょうか。


今日はもう一つ、レストランからの依頼で作ったものを。



もうね、予算ないから

写真だって自分のデジカメで撮らなきゃならない。



そりゃ、私もプロのデザイナーですから

写真だって当然、プロが撮影したもの使いたいですよ。

でも予算ないって言われりゃ、自分で撮影するしかないです。



はい、福岡タワーです。

ソフトバンクホークスのホーム球場

yahooドームもこの近くで〜す。



で、意外とこの福岡タワーの上にレストランがある事

地元の人間でも知らない方いらっしゃいます。



という事でもっと認知させたいという依頼でした。



もうこのキャッチしかないって思いました!



個人的にはスコーンと抜けた気持ちいい写真が撮れたと思います。



600万画素くらいですね。

十分使えます。

2012年4月14日土曜日

こういうもの作ってます。


















社内でこういうもの作ってます。


店舗用のパネルですね。


デザインって素材が多いほど
カタチにし易いってのがあります。


逆にシンプルなほど難しい。


これなどテーマ(沖縄)が決まってるので
わりと、すんなり作業は進んだかな。


自社内の大型出力機でプリントアウト、
パネル加工して店舗に送り出し。


ほぼ毎日、こういう流れで作業は進んでいきます。

2012年4月13日金曜日

企業内企画制作課の現状 その8


おつかれさまです。


同じように企業の中でデザインに関わっておられる方も

いらっしゃるでしょう。


あなたのデザイン環境はいかがでしょうか?

うちは問題ないよ!と言う方。



ほんとうに羨ましい限りです。



アートディレクターという立場でありながら

デザインに関してものが言えない

言っても通用しないという苛立ち。



ストレスしか感じない日々。



この数日の書き込みで

少しは憂さ晴らせたかな?(笑



もしお付き合い頂いた方いらっしゃいましたら

どうもありがとうございました。



といってこのブログがお終いという事ではありませんので

よかったら、たまに覗いてくれると励みになります。


という事で


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企業内企画制作課の現状 その7


この数年でこれらの事が見えてきました。


デザインという業務は特殊です。

にも関わらず企画は社内の中でまるで事務系と同様に

判断されているのです。



アイデアが欲しいとき

通常であれば資料を探しに街に出ていく。

これデザイン会社時代は当たり前の事として

やれていた事です。



現状は・・・

出ていけません!

外に出ていったい何やってるんだ!?という

ほかの課から批判が出るらしいのです。

上司に言っても本当に出る必要があるのかという

言葉が帰ってくるだけです。



なんだか、笑いしか出ませんが・・・

日々、こんな感じで業務に携わっているのです。



どうですか?

デザイン部門も持つ資格もないと感じられませんか?

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2012年4月12日木曜日

企業内企画制作課の現状 その6


おつかれさまです。


もう一つの問題点・・・

それは店長を統括しているマネージャーという存在。



エリアマネージャー。

そのエリアマネージャーを統括するGM。

この方たちにも問題ありですね。



はっきり言ってどんな仕事しているのかが

見えてきません。



私たちがマネージャーと関わるのは

新店出店などの打ち合わせくらいしかありませんが、

そういう打ち合わせにおいても

具体的な戦略、方針、コンセプトを提示してくる方は

ほとんどいません。



そういうマネージャーが各店舗の店長たちを

統括しているという現状。

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2012年4月11日水曜日

企業内企画制作課の現状 その5


おつかれさまです。

そういう店長は絶対に引きませんね。

自分の感覚・感性を押し通そうとします。

妄信的に自分を信じてる。

耳を貸さない。(笑



こういう理由でこういう処理の方がいいと思いますよ。

それってお客様に伝わりますかねえ?


そんな説得やアドバイスも通りません。

制作物に関心がある事は店長として感心だとは思います。



なぜ、我々プロに任せないのでしょう。

そこには・・・

俺が言った通りにやれよ!という

間違った「お偉いさん」独特の勘違いがあります。


あんたの仕事は「POP」作りじゃないでしょ?

ほかにやる事ありますよねって。


もう一つの問題点・・・

2012年4月10日火曜日

企業内企画制作課の現状 その4

おつかれさまです。

デザインというものを理解していない各店舗の店長。

ここに現場第一主義の弊害が発生します。


店長なので、いわゆる「お偉いさん」なのです。

そこを勘違いしている店長がほとんどです。

立場が上というだけの事です。


そういう人間が自分のど素人感覚で

デザイン発注をしてくる訳です。


私がいうので間違いありません!

彼らはデザインに関してはド素人です。


「私はデザインに関してはわかりませんからお任せします。

ただし、これらの内容だけは入れてください。」

本来はこうあるべきです。

そのために私たちがいるのですから。


それを何を勘違いしたか

色、フォント、レイアウトまで

指定してくる店長がいます。

はっきり言って笑っちゃうような感覚で・・・


妙な自信というものは

端から見ていて実に滑稽なものです。

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企業内企画制作課の現状 その3


おつかれさまです。


我が社の企画制作課には

ほぼ毎日のように全国の店舗から

プライスカード、POP、ポスターなどの発注が

FAXで送られてきます。



それを確認し各店舗の店長と連絡をとり

発注内容をまとめる3人の人間がいます。

業務進行管理です。



彼ら彼女らは、デザインに関しては素人です。



しかし、長年に渡って私たちデザイナーと関わる事で

デザインがどういうものであるのか

多少なりとも理解できているのです。



そこを全くと言っていいほどに理解していない

もしくは、理解しようとしないのが

売り場、現場の店長と言われる人間たちです。


そこにはある決定的な問題が横たわっています。


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2012年4月9日月曜日

企業内企画制作課の現状 その2


おつかれさまです。

さて、フリーからまた会社、それも地元の大手企業に入った私ですが。


入社後2〜3日で「違和感」を覚えました。


企画制作課というデザインの場はあるのですが・・・

社内にデザインというものに対する理解がない!

まずそれを感じ取りました。


私の会社は店頭販売によって利益を得ています。

社内の中に、現場第一主義という考え方があります。

まあ、それは理解できます。

現場でモノを売ってくれる人間がいるからこそ

そこから私たちの給料が出ている。


まさに広告デザインの役目はそこなのです。


現場が売りやすく、より販売に繋がるようにと

考えてツール提案などで

売り上げへのお手伝いをしている訳ですね。


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企業内企画制作課の現状 その1


みなさん、お疲れ様です。

昨日は花見で賑わったんでしょうね。



さて、今日から私が勤めている会社での状況を

数回に分けてお話ししておこうと思います。


デザイナーが見たある企業の中の

デザイン制作環境という事で。


私の会社は全国で1,000人規模の会社。

業種はちょっとご勘弁くださいね。


私は企画制作という課でデザイナー、アートディレクターという

立場で働いています。


広告デザインに関わって今年で34年になります。

そんな私が発信する側の企業に50歳で迎えいれられたというのは

すでにお話したと思います。


要するにフリーでやっていけなくなったからというのが

また会社勤めに戻った理由ですが、

その最大の理由は人と関わりたかったというのもあります。


フリーデザイナーは孤独でもあります。

日々もくもくと一人で制作する毎日。

一人でできることには限界があります。

限界を超えることなど日常茶飯事です。

それによって私の場合は

昼夜逆転の生活が約7年続きました。

流石に疲れました。


では企業勤めとなった今はどうなのか?


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2012年4月2日月曜日

答えのない世界

デザインってそういう世界なんだと思う。

十人十色、百人百様って言葉が似合う世界・・・

そう、これだという答えのない世界。


この歳までこの世界で生きてると

ちょっとしたデザインだったら簡単にできちゃう。

だって「引出し」多いもん。


若い子たち見てて思うのが

代わり映えしないデザイン多いなってこと。


それとデザインには理屈と理論があるってこと。

興味があるってだけで

Tシャツかなんかのデザインしてるだけで

デザイナー気取り・・・

最近こういう人種多いね。


彼らに文字組やらせたら一発で露呈しちゃう。

基本のなさがね。


いわゆる、いいとこどりってやつね。

まっ、彼らは問題外だけど・・・



あと、「引出し」が少ない。

仕方ないじゃん!って思う?

タイトルやキャッチ

横組で組んで決まらなければ

なんでタテ組にしてみようって思わない?



頭の中の引き出しなんて無理ですよ!

実際にあなたの机の引き出し

何が詰まってますか?

一度空っぽにしてみませんか?


そこにひとつずつ、気に入ったデザインなど

貯めこんでいけば

それがいつかあなたの大切なあなただけの資料に・・・

それが「引き出し」です。










2012年3月26日月曜日

おことわり

デザイン関連でありながら、

いまのところそれらしき内容が出てきておりませんが

現状では、私がどういう過程を踏んできている男なのか・・・

ということで、あとしばらくお付き合いくださいませ。


決して優れたデザイナーではない私が

この歳でいまだに現役でデザイナーをやれている

私なりの秘訣なども書いていくつもりです。

できればこれまでの作品も載せたいと思っています。


正直言うと、作品だけをポンと載せてもあまり意味ないんですよね、

デザインの場合。

重要なのは、そのデザインがどういうコンセプト、思考の上で

出来上がったものか・・・そこが一番重要だったりするわけです。


私も面接の場に立ち会うことがあるんですが、

デザイナー募集の場合、

当然作品を拝見しますが、

私は正直、作品自体はみません。

面接時の作品と採用後の仕事ぶりのギャップを

いやという程経験してきましたから。

作品以外の部分でその方の魅力を探すようにしています。


面白いエピソードを一つご紹介します。

ある面接時に一人の女性がやってきました。

なんか妙に落ち着いてる子だなって感じました。

で、作品を拝見したのですが、

彼女が差し出したのは、

あのド派手なパチンコ屋のチラシの束でした!

ファイリングもせずに二つ折にした束をドサッと置いたのです。

私も正直パチンコ屋のチラシかぁって感じでしたが、

一応面接官として見ないわけにはいかないので

手に取ったのですが、見た瞬間・・・・

例のド派手なチラシには違いないのですが、

何かが違うんです!

上手く説明できませんが、これまで見てきたパチンコ屋のチラシとは

何か違うものを感じました。


パチンコ屋のチラシにセンスを感じたとでも言いましょうか。


そしてもう一つ、彼女はスケッチブックを持ってきていました。

私はこのスケッチブックの方に大いに興味を持ってしまったのです。

左ページに鉛筆による有名タレントのデッサン風のイラストが描かれていました。

そのイラスト自体は可もなく不可もなくといったところでしたが、

その右ページに書かれていたもの。


左ページに描かれているイラストへの自分なりの評価、批評を

正直に書いているのです。



数々の面接をしてきましたが、

こういう子には初めて遭遇しました。


イラストへの評価、批評・・・・

これは言い換えれば、今の自分というものが見えているという証拠です。


私はこのスケッチブックで採用を決定させました。


そして、やはり日常の業務でもこの子はオペレーターではなく

デザイナーとしての業務をちゃんと果たしてくれました。


私が作品ではないというのはこういう部分です。


逆に作品を信用して採用し、裏切られた事も多々あります。



何かを感じさせてくれる人、これ大事な部分だと思います。

2012年3月24日土曜日

なんか、変だぞ。

その後、そつなく業務をこなしていく私ですが、

実は入社してすぐにある違和感を感じ始めます。


その違和感とは、

常に誰かにそして会社に

縛られているという感覚。


それこそ、広告デザインの世界では服装は自由、

くわえタバコで制作してたような世界でしたからね。

夜になっても仕事が終わらなければ

とりあえず食事に行き、

当然!そこで酒飲みます!

いい気分になったところで

社にもどり、そこから仕事再開です。

そういう世界でしたよ。(笑


だから、今の会社に入って

タバコは一日に何回、一回につき何分で仕事に戻れって・・・・

信じられます?

企業勤めの皆さん、あなたたちも同様ですか?

学校並みに規則で縛りつけられる。

いい大人の集団がですよ!


もう一つは

現場第一主義という弊害です。

オーナー自らが社員にたいしてこの言葉を発します。


確かに私の会社のように店頭でもの売ってくれる人がいて

はじめて会社に利益をもたらすわけですが、

現場に感謝しろとまで言いたそうなその口ぶりに

呆れました。


じゃ、毎日現場が売り易いように考えて作り出している

我々の仕事は何なんだ?ってね。


企画制作課を持つ資格もない会社だという事が

だんだん分かってきたのです。

デザインの何たるかも分からない現場の人間が

店長というプライド、肩書きだけで

私のようなプロにとんでもない言葉を

投げかけてきます。


ほんとに、この会社にはいって34年間のプライドも

ズタズタにされました。


私もあと2年。

このまま勤め上げるか、その前に辞めるか。

考えているのが正直なところです。


若ければ、飛び出してもどこででもやっていけますが

この歳になるとね。


そのうち皆さんも、そういう事を感じる時が

必ずやってきます。


だれでもが、人を雇い会社組織でやっていける訳ではないでしょう。

じゃ一人でやっていく?

組織は個人には冷たいですよ!

経験しましたから。


いずれにせよ、自分の力で食べていくという事、

真剣に考えておくべきでしょう。


まだ、先の話だって思っているあなた。

いえいえ、もう既に始まっているのかもしれませんよ。

憧れの企業勤め

はい、今から約7年前、

私は運良く全国1000人規模の企業に

誘われるのです。

まぁ、まともに大学にもいっていない私が企業勤めです。

人生やっと運が回ってきたかなって思いました。


正社員に採用されるまで1年程かかりましたが。


最初の3~4年間はこれまでの34年間のスキルで

難なく仕事をこなしていましたね。


広告やってる人間からすると

企業の企画制作課でつくるものって

簡単に作れます。

それだけの情報や引き出しが多いのでね。


私が正社員になれたきっかけは

ある出店計画の企画書でした。

それまでのうちの企画書って、とにかく文字が多くて・・・・

だれも読まねーだろ!って感じの企画書でした。


そこで私がそれまでの企画書のフォーマットを

全部作り変えました。

デザイナー目線で。

で、出店もうまくいき、企画書が認められての

正社員、昇格です。

2012年3月20日火曜日

デザインの現場で感じた限界

数年間、いい時代を過ごさせてもらいましたが、

不況が既に襲っていました。

乗り切るには、とにかく我慢・・・

プロダクション(特に小さな)では運営資金の確保。

社長さんは大変だったでしょう。

そして、忘れてならないのは

Macの浸透でデザイン単価が極端に下がったこと。

いままでの2倍3倍と仕事を確保しないとやって行けない時代。

ひとりでやれる事ってたかが知れてます。

ここで限界を感じました。

頑張っても頑張っても一向に改善しない会社の売上状況。

評価は貰っても楽にならない生活。

体力もそろそろ限界でした。


すでに私は丁度50歳を迎えていました。」

ほんとに不安でしたね。


そして・・・・

会社を去る決心をしました。

50歳から何ができるのか・・・・

これしかできない私が・・・


そんな時に企業へのお誘いが舞い込みます。


2012年3月17日土曜日

充実の時代

はい、7年間のフリーデザイナーを辞めた私は

独立する前に勤めていたプロダクションに呼び戻されます。


ここでの数年間がいまの私を形成したといってもいいかも・・・

もう 40過ぎのおっさんでしたがね。

広告代理店からの受注で、ほんとにいろんな分野を

担当させていただきました。


その中で最大の収穫(表現悪いけど)は

この人のためならどこまででも頑張れる!って人に

出会えた事でしょうか。


デザイナーとしての自分を成長させてくれるのは

社内の人間ではありませんよ!

あなたの会社の社長さんでもありません。

外の人間です!


この人のためなら・・・

そういう人にはやく出会いましょう。

そのチャンスのためならもっと積極的に行動することもありです。


私は出会えました。

その人と仕事する事で自分の殻も破れたと思います。


まず一番に・・・・・・

仕事が楽しくなります。

楽しくてしょうがありません。

この仕事、しんどいです。

しんどいけど、楽しくなります。

なぜだと思います?


ひとつ覚えていてもいいと思いますが、

本当に優秀なディレクターは自分の感性を

押し付けたりしません。

押し付けるのは、自分(ディレクター)が作りたいからです。

自分が評価されたいからです。

優秀なディレクターはあなたが出したデザイン案をデザインを

優先してくれます。

あなたに、自信をもたらせてくれます。

あなたを成長させてくれます。

あなたは、デザインで応えられるようになります。


今あなたのまわりにそういう人、いますか?


コンペに勝つという経験もさせていただきました。

趣味で音楽制作をやってますが、

自分から手を挙げ、TV-CFに音楽で関わらせて頂きました。

TVから自分の創った音楽が流れる・・・・

そんな経験もさせてもらえました。


すべてが私にとって充実の時代でした。

でもね、よく言うでしょ。

出会いがあれば、別れもあるって・・・・


その方も勤め人の宿命で転勤です。

別れはありましたが、なんというんでしょうか・・・・

もう以前の私ではないんですね。

自分に自信がついているという事、

その効果(?)を別の代理店さんで発揮できるのです。


あなたに自信を与えてくれる人・・・・


今の時代、そういう人っているのかな?

7年間のフリーデザイナー生活。

はい、結局仕事はしていても

その売上通りに現金は入ってきません。

こうなると、もうただデザインやってればって話じゃないです。

もっと仕事量を増やして現金を・・・

要はデザイナーも営業しなけりゃならんって事です。


得意じゃなかったなぁ。


だから・・・・約7年で止めました、フリーのデザイナー。

この7年間は昼夜逆転の生活でしたね。

もともと夜型なんで苦じゃなかった。

デザイナーは基本そうでしょ!

朝型のデザイナーなんて知らないっすよ。

夜中に仕事終わって、それから呑みにくり出すってのが

ただしいデザイナーの在り方でしょ!


えっ、違う?


うん、確かに最近のデザイナーさんには

酒もタバコも嗜まないって方が多いかな・・・・〈あるまじき!〉(笑


まっ、そんなこんなで私の昼夜逆転のフリーデザイナー生活は幕を閉じました。



もう少し、私のプロフに付き合ってくださいね。


2012年3月16日金曜日

要は借金250万って事ですね。

前回の250万でMacを入れたお話・・・

そう、250万という借金を作ったって事です。


はい、そりゃもう返済するために

仕事頑張りました。

営業もかけずに知り合いの伝で仕事先も確保。

さい先のよいスタートでした。

個人でありながらも結構、大きな仕事もさせていただきました。

メインストリートな部分ではありませんでしたが、

食っていくには十分な仕事量。

・・・の筈でした。が・・・・

確かに仕事はしているのです。

しかし、お金が入ってこない!!!

ここが甘かった!(笑


はい続きはまた~。


2012年3月7日水曜日

250万円・・・

私がデザイン業界に入って、何年目だったろう。

確か12年目くらいの頃だったかな・・・

デザインプロダクションでちらほらと

Apple Macintoshというパソコンに

お目にかかれるようになった。

ご存知のように、

当時のデザインはアナログ全盛の時代です。

デザイナー必須の道具と言えば

三角定規、カッター(ナイフ)・・・それにやっぱ

ロットリングだろうな。


それが、パソコンという箱の中でデザインができると聞いた日にゃあ

てめー、バカにしてんのか!

それになんだぁ、その「マウス」とか言う物体は・・・

それくにゃくにゃ動かして、どうやって直線ひくんだよ!

みたいなね。(笑

当時を知らないみなさんには、ホント、笑い話だよね。


私にとって最大の驚きは・・・・・

option押しながらドラッグ!

コピーが無制限に簡単にできちゃう事!


という事で、私は相当な衝撃を受け、

そして、デザインに於ける完全無欠なツールを

目撃してしまったのです。


その後、私の事務所(その当時、既にフリーでした)に

Macがやってきたのは言うまでもありません。


タイトルの250万円・・・・

もうお分かりですよね(笑

そう、Macでのデザイン制作一式の金額です!

当然ですが銀行から融資を受け、リースを組んでもらった訳です。

Mac本体(IIci)、モニター、スキャナー、レーザープリンタ(B4モノクロ)

本体メモリーなんて、32MB!

ハードディスク容量、170MB!

MBですよ!

笑っちゃうでしょ。

でもね・・・・

あの時、無理してMacを入れたおかげで

今の自分があるんです。

コンピュータなんかでデザインができるか!な~んて

言ってらっしゃった方々がぽつりぽつりと業界から

消えていかれたのも知ってます。



だから、スティーブ・ジョブズの死はほんとに衝撃でした。

スティーブ、ありがとう!


新しい環境に飛び込む勇気って、やっぱり大切です。


それでは、チャオ!