2015年12月31日木曜日

ふざけんなっ!

なんなんだ!えー、なんなんだ、こいつら!
いきなりすいません。
 かな~り、 興奮しております!


こんばんは。


ふざけんのも、いいかげんにしてほしい!
こんなん、やられると・・・・ おじさん・・・・
涙流れるやん! 震えが止まらんやん!


しかし・・・・ その御年で なんで ブルースなんでございましょうか?
可愛い顔して・・・ やることが凄すぎませんか?


ふざけんな! もう一度言うぞ! ふ ざ け ん な !


こんな息子たち・・・ 欲しい!もう、コイツらで決まりじゃ!
 どうか、どうか・・・
横道に逸れないで清くただしくロックンロール続けてくださいまし!!!

The Strypes

二度目のオリンピック・・・

2015年、最後の日。
 ずいぶんと間が空いてしまいました。


私がデザインを初めて意識したのが、亀倉氏が制作された
東京オリンピックのポスターである事は既に書きました。


この記事では実際の亀倉氏のポスター画像を載せてみましたが、
 今のデザイン性で考えると古くさいなどと感じる方もいるでしょう。


本当にそうでしょうか?


あれほどシンプルで力強く、スポーツの躍動感を捉えたポスターも
ないのでは?といまだに私は素晴らしいポスターだと思っています。


と同時に、私にはもう2020年東京オリンピックのポスターが
なんとなく想像できてしまうのです。


Photoshopの合成技術を使ったデジタルなデザインだけは
勘弁してほしいところですが・・・


ご存知のように、利権が絡みに絡んでとんでもないことになっておりますが、
一体どう収拾をつけのか・・・・ま、楽しみに待っていましょう。(笑


日本のデザイン力が問われ、試されているってことですね。



2020年東京オリンピック。果たして私は見る事ができるのか・・・
現在の年齢を考えると、 見れない可能性もありなわけで・・・


前回の東京オリンピック時の記憶としては、
東洋の魔女(バレーボール)の決勝戦を風邪で熱を出し
布団の中で大汗を出しながら 朦朧とした状態でテレビをみていた記憶。


もうひとつ!


子どもながらに体操女子のチャスラフスカ選手の美しさに魅了されたこと。


その後オリンピック競技は、より速く、より高く、より遠くへ、
より高度(難度)に・・・


私は亀倉氏のポスターの様に選手たちの美しい姿が
見たいだけなのかもしれません。


2020年まで私の命が続きますように!

2015年12月7日月曜日

根気そして睡魔との闘いがもたらした勝利

本日は変形ポスターを載せてみました。

B倍の長辺1/2サイズ。

ある会社のイメージポスターです。

このポスターのビジュアルのおかげで

会社案内、入社案内などのプレテに勝利した作品。

気の遠くなるような根気。

そして睡魔に襲われながらのビジュアル制作。

数十時間、Photoshopと格闘した末に出来上がったこのビジュアル。

基本は膨大な数の写真の切り抜き作業。

そして合成作業。

合成しながらある物体をデザインするという二重苦(笑

いまだから笑って話せます。

この会社、建設機材のレンタル会社。

このマークは一度は見た覚えないでしょうか?

建設機材一つひとつを組み合わせ ロボットを作り上げました。

なぜ、ロボットか・・・・ 右上のキャッチコピーの通りです。

機械を扱っている会社だけど、人間相手の仕事なんだ!

そして会社にとって一番大切なのは、人という宝物。

担当者からは超合金じゃないのがいいよね! というお褒めの言葉を頂きました。

わざと印刷の版ズレのような遊びも入れてみました。

結果が出せたからこそ、 苦しかった仕事も

いまでは 楽しかったと振り返る事ができます。


流通(物販)チラシって嫌ですか?


今日は流通(物販)チラシについて。

私も若い頃、流通に関わりました。

正直大変な目に遭いました。

広告の世界に入ると、流通のチラシにだけは 関わり合いたくないね、

な~んて言葉飛び交っていましたね。

とにかく毎週、原稿が入ってくるので 土日の一番遊びたい時に遊べない!という

不満を抱えていたのを思い出します。(笑

チラシと言えば、キレイなとかカッコいいとかに 拘ってちゃ仕事になりません。

そういう意味では、拘りを捨てて仕事に取り組んでいましたね。

でもある時期に、 本当にそうなんだろうか?って思ったんです。

ポスター感覚のチラシってだめなんだろうか?って。

それからの私は、従来のチラシデザインのスタイルは押さえつつ、

毎回徹夜でもう1案・・・ポスター感覚でチラシをつくる事に挑戦しました。

まっ、流通(物販)チラシですから ポスターにはなりません。

あくまでも「ポスター感覚」です。

ひとつ見つけたので載せてみます。



例によって古いもので恐縮ですが・・・

「ポスター感覚」って意味、理解していただけると思うのですが・・・

通常であればこのデザインは、

タイトルも弱い、まず第一に商品が小さすぎる!って理由で

ダメだし喰らうはずだと思うのですが、

このクライアントはOKだしてくれました。

徹夜の別案挑戦が実を結んだのです。

従来のチラシのように多くの色を使わない!

色数を抑える代わりに、バックに一発強い色を持ってくる。

それによって逆にこのブルーが目立って印象の強いチラシになる。

どちらにしても、採用してくれたクライアントさんに感謝です。

クライアントのメッセージをどう伝えるのか。

さて、レモンのビジュアル覚えてますか?

本日も同様の考え方からでたビジュアルです。

今進めてる物件のビジュアルイメージが漠然と頭に浮かぶと

撮影の予算がない場合には、レンタルフォトを探します。

これだ!という写真に出会ったんです!

あとは、この写真にクライアントのメッセージを どう乗っけるか。

クライアントは児童教育の教員養成所。


いかがですか? めっちゃ可愛いでしょ、この写真。

幼児教育というのはとても大事な仕事だと思います。

人としての根幹の部分を養うわけですから。

私が込めたメッセージは、 手描きの羽イラスト。

そしてWingというタイトル。

この羽に、この子たちが未来へ大きく羽ばたいて欲しいというメッセージを込め、

いつものシンプルデザインで表現しました。

アナログ手法を取り入れると やはりどこか暖かい表現が可能になりますね。

では、また。

2015年12月6日日曜日

しめたもの。

現在、装飾系の過剰なデザインを目にする機会が 多いということは

何度か書いてきました。

特にネットの商材販売ページがそれに当たりますね。

フィルターや過剰な写真合成など・・・

またそういう合成スキルが重要で、 アクセスアップ繫がるみたいなね。

はっきり言って、ああいう煽りの販売ページって見てられません。

私に言わせれば、派手を通り越して、「汚い」とさえ思えます。

あんなものがデザインだと勘違いしないでいただきたい。

今日は正反対のものをお見せします。

これを「美しい」と思えるようになれば「しめたもの」です!

デザインってこういうものですよ。

新聞という媒体特性を最大限に活かしたデザイン。

最初から読ませる事を目的にデザインされたデザイン!

スミ文字の中にピッ、ピッ、ピッと赤がポイントになってます。



また、いたらぬ物を・・・



またまた、いたらぬ物を購入してしまいました。

でも趣味を続けるために必要なものなので・・・

個人的には、こういう機材はヤフオクを利用するのが一番!

多少の傷やスレはあまり気にしない方なので、

機能的に問題なければ、速攻入札しちゃいます。

ヤフオク未経験者はちょっと不安かもですね。

だから商品説明はしっかり読む。

ジャンクという表記があっても、

これまで利用してきた経験値から 入札しちゃうことだってあります。



これ1台で音楽制作(CD化まで)が出来ちゃいます!

TASCAM 2488MK II、Digital HD Recorder

24トラック仕様なので、かなり複雑な構成の曲創りもできそうです。

ギター専用のインプット端子、エフェクト内臓、PCとのデータやりとりのための

USB端子、 光デジタル端子、CD、DVDドライブ内臓・・・

一通り主要な機能をチェック!

特に不具合はありませんでした。

これ、幾らで落としたと思います?

1万以下です!(笑

こういう機材を手に入れると、クリエイティブ意欲を刺激されます。

久しぶりに音楽制作にはまりそうな予感。


それでは、また。

環境から利便性へシフト

こんばんは。

前回、第3弾をアップしちゃったので、順番は逆になりますが第2弾をアップします。

現地視察で浮かんだイメージをそのまま ビジュアルで表現した第1弾でしたが、

第2弾はファミリー(家族)の利便性で表現しました。

やはりマンションは人、家族が永く生活していく基盤。

そこに生活することで得られる利便性などを訴えなければ

購入を考えている人にはなかなか響かないでしょう。

仕様関係についてはどこも遜色ないものを備えているはずです。

そこでコンセプトにしたのは・・・


毎日生活していく中で、やはり通勤通学、それに毎日の買い物・・・

これは購入のための大きな切り札となるはずです。

今回も表現に関しては明るくシンプル、

そして色を使ったインパクトのあるものを目指しました。

家族それぞれのFine-Lifeです。

高額物件ではないので、仕様ではなく、

やはり生活者の視点に寄った表現が望まれるという事です。


では、また。

2015年12月5日土曜日

第3弾はオーソドックス

一連のマンション広告ですが、 モデルルームオープン用の第3弾は、いたってシンプルなオーソドックスな デザインになりました。


モデルルーム内部写真と環境を ワイドでレイアウト。

本日は特にな~んちゃないデザインでした(笑

不動産広告によくある詰め込んだ感のある デザインにだけはしたくなかったんで・・・
白地を基調にしたレイアウトに。

では、また。

2015年12月4日金曜日

現地視察で感じた印象をそのままビジュアルに。

不動産広告は必ず現地周辺の視察から。

こんばんは。

現地の視察って以前も話しましたかね?本日はマンション広告。
現地周辺を歩いてみて、あるイメージが私の頭の中に浮かんできました。そして、浮かんだイメージを そのままビジュアルにしました。

事前案内会用のイメージ広告展開です。


視察から帰るころには、 わたしの頭の中にはすでにデザインが出来てました!後はわたしのそのイメージをライターさんが どういう言葉で表現してくれるのか?で、上がってきたのが「Fine」あえて説明するならば、健康的、フレッシュ、日常でしょうか。

レモンだけでもそれなりにインパクトのある デザインができるものです。Fineというキャッチも 短く簡潔で印象にのこる言葉ですね。

この物件の目の前に大きなマーケットもあり日常的な便利な生活もイメージしました。
何度も言いますが、 頭の中の漠然としたイメージを紙面上にビジュアルとして表現できたとき・・・。

これが広告デザインの楽しさであり、醍醐味です。

広告の楽しさは印刷物になるまでの行程にあるといってもいいでしょう。

では、また。

これが広告デザインだ!

さて、この記事だけは 必ずご覧ください!!!

もう一度言います!今日だけは見てください!

絶対に損はさせませんから。

広告デザインとはこれだ!を お見せしますから。

こんなキレイな美しいデザインがあるでしょうか?

いま巷に氾濫している 装飾デザインとは正反対の 究極のデザインだと言えます。

簡単!に見えるでしょ? とんでもない!

はっきり言って絶妙! です。

こんなデザインができる方はそうそういないでしょう。

デザインは原研哉氏。

それでは、覚悟して見なはれ!




こういうの見ると、まだ闘おうって気になります!
死ぬまで、デザイナー続けるぞ!(笑

では、また。


2015年12月3日木曜日

100枚の写真を組み上げる

さて、先日予告(?)した 大型団地のもうひとつのB2チラシ。

タイトルから想像された方もいらっしゃるかな?そう、100枚の写真を使ってます。

「○○○○(団地名)百景」というコピーから 一気にデザインは決まりですね。もう出来たも同然です。100枚の写真は使ってますが、デザインレイアウト自体はシンプルに!しかし、当初考えていたよりも はるかに大変な作業でしたが!(笑


全て同じ大きさで組むのなら別になんてことないんだけど・・・大小付けることで平坦な感じになるのを避けたかった。写真サイズは全部で6種類。 枠決めだけでも結構時間使いましたね。白地を出さずに紙面全面を使う手もあります。そうなると、文字関係を写真の上に処理・・・写真や文字が見えにくく読みにくくなりますね。

後は文字のスペースも写真スペースの中に 組み込む手法もあるでしょう。割り付けはモット複雑になりますが・・・あなたなら、どんなデザイン、レイアウト処理を されるんでしょうか?

意識して雑多な感覚を狙う場合は別ですが、基本、広告デザインはシンプルできれいなレイアウトであるべきだと私は考えます。

だって広告デザインは、 アートとは違い、鑑賞するものではなく見て読んでもらうことが目的な訳ですからね。

では、また。

最大のアピールポイントは何か?

こんばんは。

何度かご紹介している大型団地の広告表現ですが、今回はある年の春の住宅祭用、 新聞折り込みB2チラシをアップしてみました。

この案も代理店さんに私のアイデアを採用していただき現地での撮影にも立ち会わせていただきました。現地に行く度にこの街の素晴らしさを発見していました。

不動産広告にしては、かなり大胆なデザインではないでしょうか?こんな表現ができるのも この街(団地)だからこそです。


いかが でしょうか?
B2サイズでなかなか迫力のあるビジュアル表現ができました。当然一発写真ではありません。根気よく星を描き込んでいます。

この街の最大のアピールポイントである 環境の素晴らしさをどういうビジュアルで表現するか・・・このアイデアの元になったのは、 この街で育つ子どもたちでした。何も遮るものがない大空とその先に広がる 地平線までのびる海の景色。この子たちは多分、毎日のように満天の星空を見上げているだろう。こういう環境で育った子どもたちって どんな感性を持つのだろう?

そしてライターさんから出てきたコピーが「この街から、未来の宇宙飛行士が育つ。」でした。同時に、こどもが、のびのび育つ街。というセカンドコンセプトも決定。

普通の不動産広告みたく住宅祭のタイトルもこのビジュアルを邪魔しないシンプルなデザインで収めました。

裏面に関しては、良くある不動産チラシですが、業界以外の方によくみていただきたいのは、これだけの原稿内容をB2サイズの中にレイアウト(収める)する技術です。

表面のデザイン自体は意外とできるかもしれません。しかし、広告デザイナーの技量が試されるのは、こういう出来ればやりたくない(!)、大変な裏面にあるのです。

表面ばかりに目が行きがちですが、広告として一番大切な事が記述されているのが 実は裏面ということになります。そういう目で新聞折り込みのチラシを見ていくとこれまでとは違った 広告の見方ができと思いますよ。

次回もこの街の魅力を伝える 同じB2サイズのチラシをご紹介する予定です。

コピーからビジュアル(デザイン)が決定したものです。

それでは、また。

2015年12月2日水曜日

デロリアンと島津製作所という企業の血統

企業広告の中には、私たちが知らなかったその企業の歴史を知るいい機会に出会える時がある。今回の新聞企業広告もそんな新聞広告です。

こんばんは。

さて、今回紹介する新聞広告は あの島津製作所。ビジュアルもなかなか、楽しいですよ。back to the futureファン必見です!(笑


ではどうぞ。


このビジュアル、コピーを読めば納得なんですが、

要約すると・・・・ ある少年が父から外国の物理学者が書いた理化学機器の原理の本を与えられる。その少年は、外国語にもかかわらず、想像力を働かせ、仕組みを理解し図の通りに実物を作って動かした。

父の名は、島津製作所を創業した、初代島津源蔵。少年の名は、後に島津製作所と父の名前を受け継ぎ、日本の十大発明家のひとりにも選ばれた二代目島津源蔵。

親子ともども、科学の子どもであった。

そう、この広告には島津製作所という企業の血統が表現されているのです。科学の力で社会に貢献を社是とし、挑戦を続ける島津製作所。

もうお分かりでしょう。

このback to the futureに登場するデロリアンのDMC-12は外国やってきた科学の象徴として登場しているわけです。そして覗き込む少年は・・・ そう、島津源蔵ですね。

これがクリエイティブの考えかた。

クリエイターたちの楽しさが私には伝わってきます。アイデアから、その実現までは結構な時間と費用もかかってるでしょう。でも、こういうアイデアが自分の頭から出てくる時、広告の面白さ楽しさを実感するのですね。

さあ、次回は何がでてくるか?

お楽しみに。

私の本音3

私の本音も3回目を数えました。

こんばんは。

このブログは、基本的に私の本業である デザインに関する記事を書いています。私の過去の作品や最近の作品、 個人的に上手いなあって感じた作品などをアップしてお見せしています。かなりサラッとした記事になっており、だらだらと解説などは、あえて書いておりません。

なぜだか、お分かりですか?

何度か書いていますが、 デザインに対する感覚や感性というか 感じ方というのは十人十色、百人百様だからです。私がこのブログの中で言いたいのは、デザインには理屈、理論、考え方があるという事です。

広告デザインは絵画やアートのような芸術ではありません。発想法や表現方法を作品の中から感じ取っていただきたい そういう事です。プロならプロらしく解説しろよ!って方もいらっしゃるかもですが、数十年、デザインの現場で理解した事があります。

結局のところ、デザインって教えられないんです。

技術的な事は可能です。でも発想は多くの作品を見て、 (ただ眺めるだけじゃダメなんですけどね)どういう考え方でこのビジュアルが出てきたのか・・・そこを、見つけ出すだす。考える。それがデザインの一番の勉強法だろうと思います。

教えられない・・・いい例をお話しましょう。

デザイン専門学校で2年間学んだ学生が 現場で全く役に立たないという事実!上っ面だけを学び、デザイナー気分!まっ、2年間でカリキュラムを詰め込まなきゃならないそういう無理な条件もありますが・・・数時間学び、それを課題というカタチで評価される。

学校なんてそんなトコでしょう。

私たちなんて、毎日が課題です。今日もどっさり課題(発注)を渡されました!(笑
私の年齢であれば、スタッフがあげたデザインをチェック・・・それが仕事なんでしょうが、デザインできない環境なんて耐えられないという事で若い人たちと一緒になって毎日デザインしてます。

好きなんですね、多分、デザインが。36年目の私でも、やっと自分のデザインができるようになった。ほんとうに、そう感じています。

現場で役に立たない・・・ これを、皆さんはどう感じられるでしょうか?教えるのは専門家ですよね。そんな専門家から学んだ学生たちが デザインの現場でまず役に立たない。結局、デザインってその人の人生経験の中から 出てくるものだって事です。だから・・・経験を積んで3年くらい経って やっとモノになってくるんですね。

深く見ること、考えることが 一番の勉強法なんじゃないでしょうか?最近では、TOPPANの 買い物かごの中に入ったスマホ。あれなど、広告デザインにおける発想法の 好例じゃないでしょうか。

以上が、なぜ私が詳しく解説しないのか・・・ の理由となります。これからもこのスタイルは変えるつもりはありません。それでもよければ、引き続きお付き合いください。


では、また。

モールに八百屋

こんにちは。

前職の視察でのお話。

地元のショッピングモールに行って来たんですが、いやー、ちょっと新鮮なものを感じて帰ってきました。テーマコンセプトがはっきりしたモールで、全館に渡りいろんな場所でコンセプトに沿った表現がなされていました。

↓これもその中のひとつ。


最近、私は本業のグラフィックよりもこういう設計であったり建築などに興味の対象が移っているようです。写真はモールの中のフードコートなのですが、 何か感じませんか?隣や周りと直線的に目が合わないように基本的にカーブを描くような配置がなされているんです。こういうちょっとした配慮が大切だと感じます。家具などもしっかりした造りでしたね。

それとこういう場所で、目立ちませんがとても大事なもの・・・


意外と見過ごされ易いですが、 こういう施設ではなくてはならない表示サイン。誰もが認識できるデザイン・・・これがデザインの極みかもしれませんね。確かこの手のサインって、あの東京オリンピックで世界的に認識されたんじゃなかったっけ?記憶違いだったら、ごめんなさい!う~ん、やはりデザインっていたるところに 存在しているって再認識した日でもありました。

では、また。

あっ、そうそうタイトル・・・タイトル忘れてた!(笑
このモール・・・八百屋さんがあるんです!食品の野菜コーナーじゃないですよ。まさに昔ながらの八百屋さんのイメージです。

ちょっと新鮮でした。 こんな感じ↓


ねっ、八百屋さんでしょ。

2015年11月29日日曜日

水にもある表情

な~んてことないけど・・・ こんなに表情があるんですね。



 





個人的には「水」のそばで暮らしたいってのがある。

海でも川でも湖でも・・・

風に吹かれてさざ波が起こったり、 おおきなウネリの波だったり、

硬い表情、柔らかい表情、穏やかな表情、怖い表情・・・

いろんな表情を眺めているとなぜか妙に落ち着く。

やっぱりこういう写真が好きです。

ほんとは・・・ 人物撮影が一番おもしろいんだろうなって思います。


それでは、また。

深い!

ちょっと古いけど。

なんと・・・深い映画だ!

これ↓です。



こんなに深いヒーローものがかつてあっただろうか!

クリスファー・ノーラン すごい男だ。

ただのヒーローものと思って観ると赤っ恥かくよ!

主人公の高潔な心に感動してしまう。

観るべし!!!!

表現手法がハマった時

広告表現の面白さ、楽しさってどこにあるのでしょう?

こんばんは。

それは直感的に出てくる場合もあるし、悩んで悩んで絞り出す場合だってあります。

でも・・・・ どちらの場合も 伝えたいことがビジュアルとして見えた時の

あの思わずニヤっとしてしまう瞬間。

あれを経験すると広告ってほんと・・・ 辞められません!

今日は結構大胆な新聞広告です!
うん、巧いね!

キャッチコピーとこのビジュアルで伝わるよね。

まさにインターネット時代を象徴するような

新聞広告になっています。

こういうのが、広告におけるクリエイティブの面白味と楽しさです。

しかし・・・ TOPPANといえば、

紙媒体を中心とした印刷業だったんですがね。

ここにも・・・ 時代は変わる!ですね。


それでは、また。


想像させるということ

こんにちは。

以前ご紹介した、長崎の大型団地。

オープン用の新聞を提案したんですが・・・ 費用の面で掲載できませんでした。

新聞見開き30段ですからね。

相当な広告費を持ってなけりゃ そりゃ、無理だわな!(笑

コンセプトは迫力とどんな環境で生活できるのか・・・

↓こんなデザインです。


新聞見開きでどかん!です。

こまごまと説明しない。 まずは興味を持ってもらう。

後のフォローツールは出来上がっているので新聞ではこういう表現ができました。

まったく同じ背景で2案作りました。

個人的には別案の方がお気に入りでしたが、

まっ、妥当なレイアウトということでこちらをアップさせていただきました。

あれから随分と年月が経ったので この団地も大きく成長したことでしょう。

この団地の広告表現はいろいろと面白い表現がありますので また別の機会にでも

紹介したいと思います。


では。

2015年11月26日木曜日

本音2

う~ん、素人さんは・・・難しいなあ。


結局、再就職した今の会社でも、同じ状況・・・
これも削除した記事なんですが、再投稿してみたくなりました。

今日はしっかり愚痴らせていただきま~す!

こんばんは。

デザイナーとしての経験やスキルが通用するのは業界の中、もしくはほんとのど素人さん相手だけなのか?企業の中で、デザイン業務を行って(いた)私ですが、店舗の店長やエリアマネージャーから、毎日のように発注が送られてきます。

そして私たちがデザインしたポスターやらPOPを決められた日までに店舗に発送するわけですが、困ったことに店長やマネージャーは自分たちが発注者だということで何か勘違いをしているようです。

こと細かに文字や背景の色まで指示する始末・・・どうやら彼らには我々デザイナーに対して「お前らは、言われた通りの事だけやってればいいんだよ!」

そういう思いがあるようですね。

この勘違いって一体どこから来るんでしょうか?まっ、こういう事にいちいち腹立てる事自体、 大人げないですから、「ああ、可哀想な人だ」って 腹の中で思いっきり大笑いしながら、淡々と業務をこなしておりました。

そういう方がマネージャーやってる事自体も問題ですがね。

死んでも言われた通りに作るつもりもありませんが。普段から私たちが作ってるデザインと関わっているが為に彼らは、デザインに対してなんかとんでもない 勘違いをしているようです。

こういう人間には、プロとしてのアドバイスも通用しません。

彼らなりに拙いラフ(と呼べるか?)を書いてきますが、とりあえずそのラフに沿った形でデザインを上げます。と同時にこうすればもっとよくなりますよ!というアドバイスのつもりで別案を作るんですが、彼らは絶対にそれを認めません!(笑

頑固に自分の案を採用します。

多分・・・ 彼ら(店長・マネージャー)の中にはあるんでしょう。

お前たちより肩書き上なんだから、お前らより偉いんだから、言われた通りにやれ!っていう思いがね。

これがプライドっていう弊害でしょうかね。

販売のプロと広告デザインのプロが同じ次元で仕事がやれない。常に上から目線で我々に接してくるのです。素人がデザイン業界35年(当時)の人間にこうしろああしろ・・・
これって多分我が社の体質なんでしょう。

入社して数日で何か異質なものを感じたのも事実です。

一度企業というものを経験しておきたかったという思いがあるので、結局10年も籍を置いていましたが・・・ 企業ってこんなもんかい!?って思っています。

そんなもん、35年のキャリアで説得力ある言葉でガツンと言ってやればいいだろ!
そう、おっしゃりたい方もいるでしょうね。

あなたは会社の体質というものをお考えになった事ありますか?言う事自体は簡単です。 簡単ですが容易ではありません。私だけの問題で済まなくなるからです。課全体の問題に発展するからです。課には上司がいます。 上司の管理が問われます。

けっして、テレビドラマのようなカッコいい展開にはなりません。

そう、これが企業の中身です。事務系と我々を同列で捉えている時点で上手くいくわけがありません。当然、我々も会社員ですから、会社の決まり事は守らなければなりません。

大人として社会人として。

ただ・・・ 探したいと思った時に資料も探しに出れない・・・ネクタイ締めてスーツ着て体を締めつけて・・・などなど自由な発想は・・・・私には難しいですね、この会社(笑

難しい中でなんとか頑張っていましたが。本来、デザインする事でお金を稼ぐのがデザイナーですが社内の仕事なのでデザインしてもデザイン料など取れません。

逆にそれがどんなに恵まれた環境なのか・・・分かっていないのが店舗・現場の人間です。

一度でもいい・・・ デザインを外注してみると我々の仕事がどれほど価値あるものか理解できるでしょう。

現場 対 制作・・・ 誰がこういうシステムを作り上げたのか?中途の私には理解し難いものを感じる日々であります。

そうそう・・・ プライスカードのフォーマットを変える作業があったのですが、制作側は現状のプライスカードが異常なほど大きすぎるという意見で一致しており、サイズダウンで提案したところ・・・ある店長曰く・・・

プライスカードのせいで売上が落ちたらどうしてくれるんですか? と宣うたとか!?
おいおい! それが店長がいう言葉かい?プライスカードに頼った営業してんのかい?
店長の裁量ってそんな程度なんかい?プライスカードはプライスカードです!
商品名、金額を伝えるもの。それ以上でもそれ以下でもない。

仮になけりゃ、お客さんは必ず尋ねてくる。それに言葉で返す。
そこに商売の基本であるコミュニケーションが生まれる。
そういうことじゃないのかい?

コミュニケーション面倒臭がって、ツールに頼ろうとしてるから
毎日毎日あの異常な量の発注が発生してるんじゃないのかい?

いつも良いもの作って頂きありがとうございますって
ちゃんと大人の対応してくれる店長もいるんですが、
こういう方は、自分の仕事は何なのかをちゃんと把握できてるって事ですね。

デザイン考えるのは店長の仕事じゃないですから。
要点だけ伝えてもらえば、あとはこちらの仕事です。

あ~~あ、まだスッキリしねーや!(笑
本日はこんなデザインの現場もあるっつーことで!



まぁ、状況は異なりますが、似たような問題が今の会社でも発生しています。

もう一度!
店長がデザイン考えてどうすんだ!?
自分の仕事しろ!
やりたい事を我々に伝えればいいんだよ!

MacでWindowsを走らせてみた!

数年前の削除した記事で恐縮です。

デザイナーの私にとってのPCは もちろんMacintoshなんですが、世の中Windowsでしか使えないソフトが た~っくさんあるわけです。いままで使ってきたWindows XPがもう 遅くて遅くてぜんぜん使えなくってね。

かと言ってまたWindows PC買う余裕もないし・・・
で、見つけたのが↓これ VMWARE FUSION5


別途Windows OSを手にいれる必要がありますが、私の場合、新規インストールできるWindows OSを ヤフオクで落札できました。

で、インストールも完了し、 起動してみると・・・・いやー、意外に軽快に動いてくれますわ!あは、約1万弱でWindows7を手に入れちゃいました。

さあ、この環境で何やるか・・・

ネットビジネス系はWindowsメインだしね。アフィリでも挑戦してみるか!?

では、また。

2015年11月25日水曜日

どの業界にもデザインされた美しい世界がある

この世界にはあまり興味なかったんだけど・・・
いやー、美しい世界があるもんです。

こんばんは。

今日の題材は生け花の世界。

学生の頃から理科が大嫌いで花の名前なんていまだによくわかんない。
だから生け花の世界なんかもてんで興味なかったんだけど、ま、理科と生け花の世界を同類で考えるのもどうかと思いますが(笑

要するに、花に興味がなかったって事です。

でもこれ↓見てなんて美しい世界なんだろうって思った。


どうですか? めっちゃきれいでしょ?いや、花がキレイなのはもちろんです。
私が言いたいのは、この整えられた世界。一本一本生けながら全体のバランスを取っていくのでしょうが普通の人間にはできないでしょ。

こういうの見ると流石プロ世界って気がします。
当時の会社は、あるホテルのオフィス棟の中にあるんですが、
この生け花の場所は手前が階段になっており、この両サイドも半円形の階段になっています。ってことで、日曜日や祝日には・・・・ この場所で結婚式が執り行われるんですよ!外人の神父さんの前で、そしてご家族、親類、友人の前で永遠の愛を誓い合うわけです。

私に言わせれば・・・ こういう結婚式って見せ物、さらし者って感じなんですが。
おっと、つい本音が。気にさわったらお許しを。
こういう性格はもうこの歳になると変えられないので・・・

私はさらし者が嫌だったのでハワイで二人っきりで式あげました。
あっ、私のことなんて、どうでもいいか!

休日出勤の日には、 純白のウェディングドレスの花嫁さんをよく見かけました。最初からこういう使われ方をする設計だったのかは不明ですが、この場所で結婚式をあげるのが 憧れになってる方々もいらっしゃるそうで・・・

あれ?結婚式の話じゃないんだって・・・ そう生け花の世界でした。

この360度から眺めてもほぼ同じバランス。純然たるアナログ方法です!(笑
どの業界でもプロの仕事は美しく素晴らしいものです!
たまに生けている最中に遭遇することがあります。
一度、じっくりと観察してみようと思ってたけど・・・されず終い。

いつも見かけていたのは20代の女性のだったような・・・

いまでも、定期的に生けられているんでしょう。
これだけの花を生けるとなると、それなりの費用かかるんじゃないかな。

グラフィックシートという名の目隠し

本日は・・・ 巨大なグラフィックシートの作例をお見せします。

ただ、これによって以前私が勤めていた会社のブランドがひとつ暴露(?)されてしまいますが(笑 特に東京の方は、ああ、あれかって分かると思います。

もうとっくに変更されているとは思いますが。

縦2メーター強、横4.5メーター。
店舗の厨房部を隠すためのグラフィックシートです。↓


上部は完全な目隠しではなく、あくまでも見えにくくするというのが目的で透明部分が残された地紋模様になっています。

この面はちょうど店舗の裏側にあたるウインドー(通路面)になっており、右手の入り口からのお客様に対して、ロゴをいれてブランドを紹介しています。

下部は商品イメージとマッチしてるかなと・・・全体的にスペースのわりにはとてもシンプルなデザイン構成になっています。

もし、お近くにお越しの方はぜひ商品をお試し頂ければと思います。(笑

よろしくお願いいたします。

では、また。

広告には企業の姿勢が表れるという例

さて本日はまずこちらを ↓


はい、ユニクロですね。相変わらずシンプルなデザインですが、けっこうデザイン的には冒険してますよ。淡いグレーバックなのに全ての文字を白抜きにしてます。普通の企業であれば読みにくいという事でもっと読みやすい処理に変更させられるはずです。

多分スミ文字だとデザイン全体が重~い印象になるでしょう。これを受け入れること自体が、ユニクロのデザインに対する思想、感性の素晴らしいところ。

そしてこのキャンペーンですが、戦略的に第二弾、三弾が企画の段階で決められていたのでしょう!上の15段のように、第一弾は「ガツン」て感じ・・・

それじゃ、第二弾は?


う~ん、巧いですね。モニターさんのコメントでしょうか?
新聞でしかできない表現だと思います。新聞だと読まれますからね。びっしり並んだコメントの中に 小さめだからこそピンクのダウンが目を引きます。このへんはクライアントさんにぜひ学んでほしいところです!

デザイナー生活の中でも意外とやらせて貰えないタイプのデザインですね。まずこういうデザイン(特に2弾目)を受け入れる ユニクロの理解を褒め称えるしかないでしょう。(笑

だって、ユニクロの広告はいつだって「シンプル」が基本になってますよね。それはまさに、ユニクロの商品自体についても言えることだと思います。

画像は朝日新聞より(2012.09.22/2012.10.29掲載分より)


2から2.5とは?

さて、本日の新聞広告の紹介です。

2012年、日経広告賞の最優秀賞を受賞した新聞15段。
企業広告です。写真はありません! コピーのみ。デザイン的にも美しいです!

みなさんには、写真もないし、物足りない、面白くない、かもですね。
広告って面白い、面白くないですか?

言わなきゃいけない事、伝えなきゃいけない事を、きちっと伝える。
それが広告の目的、使命じゃありませんか?
広告はアート作品ではありません!

メッセージとしては、とても分かり易いものになっています。
ここでも、この企業の自信と 2.5という新しい言葉を作るという挑戦が見てとれます。

画像をクリックしてみてください。ぎりぎり、内容が読めると思います。(無理かな・・)


典型的なシンメトリーなレイアウトがとてもキレイです。
シンメトリーって、揃い過ぎて普段はあまりやらないんですが、これくらいの量のメッセージだと強力なレイアウト効果を出していると改めてシンプルなデザインの力を再認識させられます。

やはり・・・・・ メッセージを伝えるには、小手先は必要ない!ですね。

2.5のさりげない色付けがお洒落です。

企業の姿を知る

本日の新聞広告の紹介です。

これはいわゆる企業広告と呼ばれるもの。なので企業の理念やユーザーへの感謝、 そして企業の未来などを語る広告です。

「読ませる」が企業広告の基本。言ってみれば、媒体として一番新聞に合った広告と言えるでしょう。

創業120周年という固くなりがちな内容を、この会社の商品と「自然」というテーマで結びつけデザイン的には楽しく可愛いテイストで上手くまとめておりとてもキレイ広告になっています。 ↓


私に二度目の転機をくれた仕事。

人生には転機がつきもの。
私のデザイナー人生で二度目の転機が訪れます。

こんにちは。

さて、40代半ばに競艇のプレテに関われた事が私のデザイナー人生に大きく影響を及ぼしました。思えば全てが初物だった。プレテ初体験。 B倍ポスター体験。 何紙ものスポーツ新聞用原稿の制作。そして・・・・ 怖い物知らずで挑戦した、音楽制作。15秒、30秒の中で起承転結(?)・・・相当苦しみましたね。

話が前後しますが・・・・ 代理店の営業さんの 親指を立てたジェスチャーをいまだに忘れません!思わず・・・ 「勝ったんですか!?」って聞き返しちゃったですもん。それが、私が初めて体験したプレテ勝利の瞬間でした。

B倍ポスターの画像作り・・・ 当時のMacですから、
容量が大きすぎて動かん動かん!(笑
悪戦苦闘のおかげで、 なんとかPhotoshopを使える様になりました。

平面グラフィック担当なのに ディレクターから突然TV-CFの打ち合わせに参加しろって。ここでも初の映像世界の打ち合わせや進行を 体験させてもらいました。そして極めつけが・・・ 自分から手を上げてしまった音楽制作。それをOKしてくれたディレクターに感謝です。

私の目の前に、ほんとに一挙にいろんなものが 押し寄せてきたあの時。
すべてを、やりあげた私の心に変化が・・・与えられれば、俺はやれる人間なんだ!
初めてデザイナーとしての自信を持てたあの時。あの体験があるのとないのとでは、 多分、大違いだと思えます。

今、見返すと画像作りが相当甘いけど、あえてアップしてみました。
B倍というサイズにあった題材選びで勝てたのかな・・・
ちなみに白抜きのタイトル部分は 実際はシルバーの箔押し処理です。

駅貼りのこのポスターの前を歩くと視界にピカッキラッという光の反射が入ってきてかなり効果的でした。 ↓


ちなみに、このデザイン・・・
打ち合わせ中の小さな落書き(サムネール)でその場で決まったものです。
昔はサムネールでちゃんとデザインを判断できる方がいらっしゃいましたが、
いまはどうなんでしょう・・・

まっ、現在の職場はクライアント様に向けての提案なので、
ある程度というより最初からきちっと最終デザインを想定して作り上げることが
ほとんどです。

ラフで判断できる人がいると、相対的に時間短縮が可能になると考えるのは
私だけでしょうか。

まっ、素人さんにそれを求めるのも無理かな・・・

日本人であることを自覚してしまう。

今日のWebサイトは・・・ に ほ ん の こ こ ろ。

デザイン的にはカラムを意識させない和風のつくりで自分が日本人であることを自覚してしまう。昨日のサイトとはまた違う純和風の作りだが、色味は写真のみというのは同じ。

白地の余白が贅沢さと豊かさを感じさせる。
一見簡単なようで意外とセンスが問われるデザインです。

では、こちら

2015年11月24日火曜日

ただの入れ物でいいのか

そこから、デザインが始まった。

こんばんは。

グラフィックデザイナーの仕事って結構な確率で・・ゴミ箱に捨てられます!(笑
雑誌の広告は、雑誌が読まれたら・・・
新聞の広告をわざわざ取ってるなんてありえないし・・・
広告ポスターを家に貼る人なんていないし・・・(人気タレントが載ってれば話は別?)会社案内なんて誰が見るの・・・
不動産広告にいたっては見られずにゴミ箱行き~・・・

ほらね。

若かりしころのオッサンは、この問題にしばらく悩みましたよ。そうか、俺はゴミ箱に捨てられるようなものをわざわざ作ってんのかってね。だからプロダクトデザインが羨ましかったですよ。形として残りますからね。

でもそんな事考えたのも・・・遠い昔のお は な し。

さて、今回は当社の商品を入れるパッケージ。例によって予算の関係で物にはなりませんでしたが、、、コンセプトはただの入れ物じゃないパッケージを。駅ナカへの出店ということで、遠方から博多に来てくれた方々のお土産用パッケージ。できれば博多の思い出や印象をパッケージにも 残そうという考えかた。上蓋だけを切り取り、貼ってもらったりなんかしてもらえないか・・・みたいな。

デベロッパーへのデザイン見本がこれ。


この博多人形がめっちゃかわいいの!実際の博多の人形師さんの作品です。
依頼してオリジナルの人形を制作して頂く予定だったんだけど・・・
事業部からそんな予算出せないって。そうだろうそうだろう。
このパッケージが金産むわけじゃねーからね。(笑

いちばん下は博多観光編ですな。
こういう作業は、やっぱフォトショップが 大活躍します。

ではでは!

2015年11月23日月曜日

デザインの力強さは、潔さにあり!

本日のご紹介はこちら

私、こういうデザイン大好きですね。
周りを囲った太いスミ罫の処理と 写真以外には色を使わないという拘りが和風の雰囲気を引き立てています。普通、平面グラフィックであれば、 この太いスミ罫は筆風にするところでしょう。しかし、逆に直線にしたことで 和風と今風のドッキングに成功していると思います。

それと・・・お気づきですか?すべてゴシックフォントです!

純和風ではない印象は この太めの罫処理とゴシックフォントが
作り出していると言えます。
余計な飾りもなく、潔さを感じます。

そのシンプルさが力強さとこのお店の自信みたいなものをうかがわせ、
とても印象に残るWebデザインになっていますね。

インパクトとは!

キャッチ、タイトル・・・ 訴えたいものを徹底して大きく。

すると・・・ こんなインパクトのある 分かり易い広告が
できあがる という 良い見本! ↓

5行のボディコピーをみてほしい!きっちり5行目の最後で終わってるでしょ!
これ、偶然だと思う?デザイナーはこういう部分をこだわるのですよ。
終わらせちゃうの。

これがプロのデザイナーのシ・ゴ・ト!  

Webデザインもご紹介します。

ただし、私はグラフィック(平面)の人間なのでこちらは紹介のみになります。

個人的にいいなあと思うものをデザイナー目線で紹介していけたらなと思ってます。
ホームページ制作の参考にしていただければ・・・

本日はこちら

奇をてらわない、オーソドックスでシンプルな構成でとてもキレイなWebデザインの好例ではないでしょうか。各カテゴリーも少しのスクロールで見れてしまうのがいいですね。

強烈、大胆、迫力。

大胆な構図で 目眩がするほど美しい新聞広告。

こんにちは。

新聞見開き30段の新聞広告です。

さすがエルメスという一流ブランドだけの事はありますな。コピーは入っていますが、メインはあくまでもビジュアル!

余計なものは一切入っていない、ド迫力の広告ですね。 ↓


新聞媒体の色の表現力も格段に進化しているんでしょうね。
エルメスというブランド力を使ったとてもストレートな迫力ある広告だと思います。

デジタル大好きな男の趣味とは・・・

シンセに取り憑かれた男は、もう車数台分をシンセにつぎ込んだ大バカ者(笑

こんばんは。

ただし、古い機材が多いな。最新の機材って音がなんか細い気がするんだけど。




まさに強烈!しかし、これがセンス。

はい今日は、私の最も好きな新聞広告です。

いやー、新聞広告も変わったもんだ!新聞広告ってね、印刷入稿に気使うですよ。普通の印刷じゃないから・・・ 線数というのがあってね。ま、どれくらい精細かの基準というか・・・昔は新聞の印刷ってけっこう粗くってね。逆にその粗さを逆手にとるデザインもあるにはあったけど。

もう昔とは違うのかな?情報、疎くてすんません。

まあ、これみてくださいな。 ↓


こういう色使いを、ただド派手なっ・・・な~んて思っちゃあだめっすよ!赤バックに赤いドレス。こういうのを、ハイセンス(死語!?)って言うんだと思います。

一見モデル女性、コピペかっ?って思っちゃうよね。連写だな。ドレスの皺や肩口など見てみ。微妙な違いに気づくでしょ?

こういうシンプルなデザインって、簡単そうで・・・意外と・・・です。全体のトーンを赤で統一。だから、それぞれの商品が引き立つ。

今日は、朝日新聞の広告(2012年)からでした。

この新聞広告の紹介は、今後も続けます(予定)

じゃあ。

手作りの時代・・・おかげでカッター使いの名人に!

高校時代、レタリングの通信教育を受けた私は、デザイン会社で同僚に先んじてカンプデザインの作業に携わる事ができました。カンプデザインとは、最終デザインを想定して マーカーなどを使って色付きのデザインを作る作業の事。

当然アナログ時代のお話ですから、キャッチコピー、見出しコピーなど打ち込む現在のパソコンに相当するツールはありません。

だから・・・・レタリング(手書き)ができるという事が生きてくるわけです。同僚は時間があれば雑誌などをみながら 文字(レタリング)の練習をしてましたね。

ところで・・・この時代、写真などはどうしてたと思います?そのものずばりのものがあれば雑誌の写真を切り抜いて貼付けたりしてましたが、そう簡単には同じ状況の写真など見つけられるものではありません。

そこで、カンプライターの登場です。カンプライター・・・いわゆるイラストレーターさんの事。デッサン力のあるイラストレーターさんに写真を想定してイラストを描いてもらい、それをデザインに張り込む。ボディコピーは、大まかな文字数を想定し雑誌などから本文を切り取り貼付ける。

以上のように、アナログ時代のデザイン作業とは 時間と手間のかかるものでした。なので、デザイナー必須の道具とは、 三角定規、カッターナイフ、糊、カラーマーカーでした。まさに手作りの時代です。

デザインという仕事に新鮮味がなくなった原因のひとつにMacによる制作が上げられると思います。ラフから最終まで、常に色つきの状態でモニターで確認しながらの作業になるわけで・・・・印刷上がりまで見れている状態で作業が行われてるという事です。

前にもお話しましたが、 アナログ時代は、印刷の色校正ではじめて色付きの状態が確認できるわけで、色校正を楽しみに待っていた時代でした。

Macのおかげでいまだにデザインができているという事実を考えるとどちらが良いという問題じゃありませんが・・・デジタルな世界、アナログな世界 両方の素晴らしさを認識してるのが我々の年代だろうと思います。

余談ですが、今の若い人ってカッター使えない人多いですね。指切っちゃうとかね。(笑もちろん我々も血だらけの時代ありました!カッターなんて使う必要ねーじゃん・・・ですか?いやいや不器用な人は、何やらせても不器用ってのが 私の持論ですがね・・・私のようにね。(笑

今ではカッター使いの名人って言われてます。はい、鍛えましたもん、写植の切り貼りで!


それでは。

らしくない広告を創ってくれ!

・・・らしくない不動産広告を!これがクライアントからの要求でした。

こんばんは。

クライアントからこんな要求突きつけられるとかなりのプレッシャーですわ。割とすんなりとアイデアというかデザインが出ました。
で、一発でOKもらったのがこんな広告でした。

新聞折り込みB3チラシの表面。 ↓




ここまでのデザインをやらせて頂いた事に感謝しています。かなり楽しんで仕事させて頂きましたね。モデルルーム完成見学会で、どうしてこの物件を見学しようと思われましたか?という アンケート項目に、珍しい不動産広告を見たからという 回答を数件見つけた時は「やったね!」って感じでした。ちゃんと広告の機能と目的を果たしてるという事でほっと胸を撫で下ろしたのを記憶しています。

もっともこの頃って、マンションが完成し、 一回目の広告を打った時点でほぼ完売!そういう時代でしたけどね。私らしい、難しく考え過ぎないデザインというか・・・自分でも気に入ってる仕事の一つです。個人的には不動産広告って好きでしたね。

まっ、裏面というか中面はぎっしりと細かい作業が詰まっていて、きつい仕事ではありますが・・・不動産広告って、慣れてくると面白いですよ。

まずコンセプトワーク・・・このへんを考えるもなかなか楽しいものです。まず現地に行き、周りの環境を生活者視点で 自分の足で歩いてみる事から始めます。環境や立地に特徴がない場合は、結構苦しみますがね。

不動産広告を数年、経験するとデザイナースキルも付きますね。まっ、製作中は地獄の時間を過ごすことになりますが・・・(笑

覚悟がある方は飛び込んでみる事をおすすめしますよ!

それでは。

よくぞ、オイラを1954年に・・・

感謝!

この気持ちをまず一番に表すべきは、 両親という事になるかと思います。

こんばんは。

今日、いろんなこと考えてたんですが・・・私も残された時間が少なくなってきましたが、61年間を振り返った時、 50代って結構楽しかったなって思う訳です。親を亡くすという大変な事もありましたが、仕事も趣味も人付き合いもそれなりに充実してたなと・・・

で、一番良かったなっていうのが・・・

両親によって1954年という年にこの世に生をうけたこと。幼少時から大人に成長していく中で、目の前を通りすぎていくものすべてが初めてのもの新しいもの刺激的なものばかりだったこと。

ほとんど全てをリアルタイムで経験できた事。これは私の人生の中でほんとに大きな事だったと思っています。

例えば・・・ Zeppelinをあの1969年じゃなく、1979年に聴いたとしら・・・
ロックの衝撃を体験できない訳です。それくらい、Zeppelinのデビューは我々の年代には もう語り草ですからね。

Mac体験にしてもそうでしょう! メモリ最大32MB、HD容量170MB、MOディスク1枚¥3,700~の世界・・・CDに書き込むなんてまだまだ先のお話です。それでも、Macを使いデザインするという事がどれほど画期的な事だったのか・・・

いま、お話したような事例は、どんなに言葉で語ってもその本意は伝わらないでしょう。

テクノなんて当時、ロック野郎たちはピコピコ音の・・・とか、どうせ打ち込みでしょ・・・ な~んてバカにしてた時代ですから(笑

それが今はどうでしょう。

シンセと音源、PCがあればひとりバンドできる時代です!こんなおじさんですが、 本当にその時代その時代楽しんできたなって実感します。

私が、十年前に生まれていたら・・・ 世の中は戦時中なんですよ!それも終盤です。 この世から消えてる可能性だってあるわけで・・・これ続けると・・・パラレルワールドな世界の話になりそうな・・・(笑

ということで、まずは両親に「感謝!」ってことで締めますかな。

世の中、憲法改正など、なんだか不穏な動きが見えますが、あなたはどうお感じになりますでしょうか?自分の国は自分たちで守る・・・という意見もございます。その前に国民の安全を守るのが、政治家いや政治屋さんのお仕事ではないですかね。自分たちの命の保証を自国民の犠牲の上で成り立たせますか?

それが・・・戦争です。

人間は戦争の愚かさを描くけど・・・ 実際ところ学んでいるとは言いがたいね。戦争なんて起きるわけがないって思ってる方・・・歴史をお忘れでは?

利益、利害という言葉がある限り・・・まっ、本記事の最後はオッサンのまさに戯れ言だと流してくだされ!


では。

ジャパニーズ・ロックのオリジナリティ。

日本のロック創世紀を代表する、不滅の金字塔だと思う。

やはり深さがある。日本的で独創的である。

これこそがオリジナリティ。日本のロックの出発点だと思う。

「はっぴいえんど」じゃないですよ!

石間のギターのエスニックなフレーズに反応してしまう私です。

アルバムジャケットとともにコンセプチュアルな

オリジナル・ジャパニーズ・ハードロック!

とにかく若い方に聴いて頂きたい一枚。

入魂の一枚。 ↓

※今現在、youtube上では音源などが削除されているようです。残念!

視察から得られるもの・・・

おつかれさまです。

私の所属していた企画制作課では月に一度、デザイナーを伴って視察に出かけていました。その視察の中心になるのは自店です。なにか問題はないのかを店長に確認し、店舗を見て気づいた事をアドバイスしたりです。

会社に戻り報告レポートを提出します。いつも思うのですが、 当社の店舗以外の視察で面白いものを発見できる事が多いですね。

例えばこんなもの ↓






なかなか面白いことやってますね。

白黒ベースでシンプルなところが個人的にはグッド!これを目立つようにと派手にやっちゃうと・・・ただのイケてないディスプレイで終わっちゃう訳です。真っ黒のマネキンがこんなところに並んでるだけで すでに目立ってる訳です。しかも白のTシャツに筆記体でSaleとだけ。Simple is bestをよく理解してる方のディスプレイでしょう。

一日中パソコンの前でデザインしてる若いデザイナーさんに刺激を与えることと、こういうアイデアを自店の装飾にも活かしていくことが視察の一番の目的でしたが。あれから継続できているのか・・・・

本日は短いですがこのへんで。

母と父を想う

みなさん、お疲れ様です。

私も自分に残された時間が見えてきたせいか、最近、両親の事がよく思い出されます。

私の母は、私が24歳の時に肝臓癌でなくなりました。4年前には父も逝ってしまい、 親と呼べる人はおりません。カミサンの両親もこの世にはおりませんのでね。

父の闘病中は有休とりながら、あの時にできる事は全てやったつもりなので、後悔はありませんが、 母だけは、、、後悔というより、心残りが、、、

手術も出来なくて、、、いや手術はやったのですが、お腹開けただけで、閉じてしまいました。もう手遅れという状態。37年前のあの悔しさだけは、記憶の中から消えません。 47歳という若さで逝った母。母の悔しさを思うと時々たまらなくなります。

よく言いますよね、孫の顔だけは見せてやりたかったって、、、私もあの気持ちがよくわかる年齢になりました。今自分が子供を持ち、彼が家庭を築き、家族を持つことを願ってるんですが、、、当の本人は、彼女や結婚などより、 好きなモノ買って好きに自由な時間を過ごすことが一番の望みのようです。

親の心、子知らずです(笑

まっ、本人が幸せなのが一番でしょうから、親の私がいちいち文句言うのも筋違いかなと、、、プー太郎でダラダラと生きてるような人間なら、私も一発カマしますがね。(笑 私も好きなように生きてきた人間なんで、 血は確かに受け継がれてるようです。

父、母、叔父、叔母 全員、息を引取る瞬間に立会いましたが、、、ここで命の大切さが、、、とか言いません。

私が感じたのは、生きてるって凄いってこと。そして人が死んでいく時も凄いってこと。それは人の死目に遭遇した時に初めて実感します。その瞬間、居なくなってしまうことの寂しさなんて考えません。意識はなくとも、一生懸命に最後の力を振り絞って生きてるということ。その光景を目にすると、何というか、、、

ただただ言葉を失います!

父の場合は最後に呼びかけたら、、、 目を開け、私の顔を確認して逝きました。それだけで私には心残りがないのです。自分の人生を生ききった父に拍手しました。

不思議と涙は出ませんでした。そして、父への感謝です。ひとは生まれた瞬間から一つの人格を持った存在です。親の持ち物ではない。父はそういう接し方をしてくれました。父の方からは言葉はかけませんでした。悩みがある時に初めて私から声をかけました。親は全てを分かっているのですよ。私もそういう親になれていると思います。

それが、、、、そういうのが、、、 絆じゃありませんかね。綺麗事で仕込まれた絆など、私は拒否します。感動したがり屋さんも、、、、ごめんなさいです。

こんな私ですが、母に関しては思い出すだけで、涙が流れます。母の悔しかったろうという思いの方が先に立ってしまうのです。大学の夏休み中を、病院の母のベッドの横で簡易ベッドで過ごした日々が 思い出されます。まだまだ若くて綺麗だった母の顔が浮かびますが、その母はこれまで、ただの一度も私の夢の中に出てきてくれません!人に言わせるとあの時全身全霊で面倒みたからだと、、、だとしたら、母は思い残すことなく逝ってくれたのかなとも思うのです。

みなさんも親御さんを大切にしてあげてください。

今日は少しばかり暗い記事になりましたがお許しを!

知的最強ハードロック!

そう、音楽の好みだって 百人百様、十人十色だ。自分の好きなものを聴けばいい。
できれば自分で探し出すという行為が望ましい。他人の意見に左右されず、自分でも気づかない自分だけのセンスを見つけ出す作業も面白いよ。

今日は、強制も断言もしない(つもり)。

気分害したら、個人的感想、おやじの戯言ってことで かる~く流してくだされ!(笑
それでも、あえて言いたい。
ハードロックの最も良い型がここにあると・・・
エバンスを首にしたジョンよ、ざまあ、みやがれ!
おかげでエバンスはアメリカで羽ばたきこんな名盤を創ったぜ!
ギランじゃ暑苦しいぜよ!

このクールで知的、しかしワイルドにシャウト!
エバンスの声質をロックにゃ「弱い」と抜かす奴・・・
なんでハードロックの型に収めようとする?

72年発表、「Captain Beyond」ファーストアルバム。

40年経ったいま、いまだに聴き続けられるロックなんて そうそうあるもんじゃない。
特にハードロック系はね。
一曲目の出だしで決まるはずだ!
気に入れば、あなたにとっての名盤に決定、間違いなし。
ギターがベースがドラムが、テクニックがどうのこうの・・・
オイラには無意味だね。

あえて言うならば、ボビーのドラミングだ!
こんな正確で回転の早いドラミングは他に覚えがない。

しかし・・・・これも売れなかったんだろうな!?

さあ、約40分間のスペースジャーニーへ出発!↓

このかっこよさを堪能しろ!


何を隠そう、このCaptain Beyondは いわゆるスーパーバンドなんだけど、
元パープルのエバンス、ギターとベースが元アイアン・バタフライ。
ボビーはこの後、キース・レルフのアルマゲドンへ参加することになる!

4回の体温上昇体験

どうでしたか? 全宇宙誌。

デザイナー人生の中で 4回ほど、体温が上昇する体験をしました。そのひとつが、「全宇宙誌」を手にした時。そう、私は実際に「全宇宙誌」をこの手に取ってページを開いていった経験をした人間です。白抜きで印刷された文字。

なんか・・・変なんです。

よーくみて行くと なんと!行が進んでいくごとに正体から長体がかかっていたり・・・アナログ時代によくもまあこんなことやるわ!ぶったまげたもんです。小口までデザインしてるし・・・・しかも表紙側からと裏表紙側からとじゃ絵柄が違うし・・・まあ、あんな本に出会ったのはあれが最初で最後です!


二つ目は・・・ スターウォーズ展で憧れのミレニアムファルコン号!の 縮小スケール(と言ってもデカかった!)の模型を 目の前で見れたこと!自分でもプラモデル作ったっけなあ。それほどあの独特なフォームに憧れてました。


三つめは・・・ 吉田カツ氏の原画で仕事させて頂いたこと!氏のあの勢いのあるタッチに感激しました。吉田氏がさらに凄かったのは、鉛筆がメインのイラストだったんですが、印刷の色校正でその鉛筆のかすれ具合が出ていないと校正チェックが帰ってきた事。まだ当時ペーペーの私には、 言われてやっと確認できるほどの違いで、一流の拘りのすごさを経験させてもらいました。

そして4回目が、私の生涯の1本。 「セブン」を観た時。1週間ぶっ続けで映画館に足を運んだ映画もあれが最初で最後です。オープンニングロールからエンドロールに至るまで あのセンスには、ほんとに脱帽しました。

最近というか、ここ数年・・・ デザインでも、音楽でも、映画でも心から感動させてもらうことが 少なくなってきたなあってのが実感です。

本人的には錆び付いたな~んて口が裂けても言いたかぁね~んだけど・・・・

まっ、もう少し抵抗してみましょうかねぇ(笑

2015年11月22日日曜日

デザインの世界へ導いてくれたポスター。

それを雑誌で見たのは高校生の時。

自分の将来を漠然とだけど見させてくれたポスター。
こんな仕事が・・・・し た い ! と。
その仕事には就けたけど・・・ 才能が追いつかない・・・・(笑

こんにちは。 もう伝説のポスターと言ってもいいですよね。このバランスといい、空間の取り方といい、 ポスターの王道でしょう。

作者は日本を代表するグラフィックデザイナー、亀倉雄策氏。

と言えば・・・もう、お分かりになるでしょうか?↓





そう、東京オリンピックポスターです。

高校生の私は、これらのポスターを見てデザイナーという職業に憧れを抱いたのでした。絵は描けないけど、こんなポスターを創ってみたい!夢はどんどん膨らむのですね(笑

いろいろ調べていった結果、そのきっかけは、こんなにも近くにあったのか・・・と。
あるアルバイトがきっかけでした。内容は・・・笑っちゃうような仕事でしたが、確かにあのアルバイトが業界へのきっかけを作ってくれました。

そのお客さんから、とにかく文字を書けるようになれ!と言われました。実は、高校生の私はなぜか通信講座でレタリングをやっていました。あの当時に、なぜレタリングだったのか・・・いまだによくわかりません(笑

当然、世はアナログど真ん中。文字を書く、いや、描く!明朝体やゴシック体、デザイン文字を自由に描ける技術。結果、このスキルがデザイン会社に入った私を助けてくれることに・・・

続きはまた。