2015年11月23日月曜日

4回の体温上昇体験

どうでしたか? 全宇宙誌。

デザイナー人生の中で 4回ほど、体温が上昇する体験をしました。そのひとつが、「全宇宙誌」を手にした時。そう、私は実際に「全宇宙誌」をこの手に取ってページを開いていった経験をした人間です。白抜きで印刷された文字。

なんか・・・変なんです。

よーくみて行くと なんと!行が進んでいくごとに正体から長体がかかっていたり・・・アナログ時代によくもまあこんなことやるわ!ぶったまげたもんです。小口までデザインしてるし・・・・しかも表紙側からと裏表紙側からとじゃ絵柄が違うし・・・まあ、あんな本に出会ったのはあれが最初で最後です!


二つ目は・・・ スターウォーズ展で憧れのミレニアムファルコン号!の 縮小スケール(と言ってもデカかった!)の模型を 目の前で見れたこと!自分でもプラモデル作ったっけなあ。それほどあの独特なフォームに憧れてました。


三つめは・・・ 吉田カツ氏の原画で仕事させて頂いたこと!氏のあの勢いのあるタッチに感激しました。吉田氏がさらに凄かったのは、鉛筆がメインのイラストだったんですが、印刷の色校正でその鉛筆のかすれ具合が出ていないと校正チェックが帰ってきた事。まだ当時ペーペーの私には、 言われてやっと確認できるほどの違いで、一流の拘りのすごさを経験させてもらいました。

そして4回目が、私の生涯の1本。 「セブン」を観た時。1週間ぶっ続けで映画館に足を運んだ映画もあれが最初で最後です。オープンニングロールからエンドロールに至るまで あのセンスには、ほんとに脱帽しました。

最近というか、ここ数年・・・ デザインでも、音楽でも、映画でも心から感動させてもらうことが 少なくなってきたなあってのが実感です。

本人的には錆び付いたな~んて口が裂けても言いたかぁね~んだけど・・・・

まっ、もう少し抵抗してみましょうかねぇ(笑

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