2015年11月10日火曜日

音にデザインを施すと・・・

Rockという名のクリエイティブ(サウンド)デザインになる!

私はデザイン(広告)を仕事にしてからというもの、

あらゆるものに興味を持つ人間になりました。

月並みですが、 カッコいいものが大好きです。

カッコいいもの、あなたも大好きなはず。

でも、私がカッコいいと思うものでも、
あなたがカッコいいと思うかというと・・・
決してそうはならない。

その逆もあり。
このへんが人の感性ってやつですね。

感性って生まれ持ったものってあるのかな?

私は、感性って鍛えることが可能なものだと信じてるんですがね。

そんな私が最も好きなもの。

それがROCK MUSICです。

酒飲むより、ゴルフなんかより・・・

ちなみに、酒は「いい女」と飲みたい派です。

「いい女」って表現は、私にとって最高の褒め言葉ですから・・・

きれい、可愛いよりね。

家では一滴も飲まないんです、夏場の缶ビールでさえ。

外で飲む時は、いまだに朝帰りです。

酒の肴は、もちろん「楽しい会話」!

おっと、最初の脱線が始まりましたので、 雑記はまたの機会にでも。

ROCK好きの続きですが・・・

小学校の5~6年の時に、洗礼を受けて以来、 この歳まで・・・

いや、いまだにカッコいいROCKを 追い求めているおっさんです。

私の体にROCKの心棒をぶち込んだのが・・・ STONESでした。

小学生ながらに、あの不良っぽさにヤラレました!

ライナーノーツの中には麻薬やドラッグなんて文字が踊ってたなあ。

そんなSTONESがこの日本でもてはやされるんですからね・・・

日本も進化したもんです。

最初の来日っていつだったかな?

あっ、最初に来日したのはミックですからね!

ミックの単独来日のライブでは、ほとんどライブでやらない

ギミーシェルターが聴けた!!!!!

思わず、涙出ちゃったし~(ウルウル

BEATLESがなんか・・・ダメでね。

それは今でもなんですが。

なんかBEATLESの音楽ってお利口さんなんですよ、私にとって。

わたしの自慢は、1,500~枚ほどのアルバムコレクションの中に

BEATLESが一枚もない事!(笑

ねっ、なんか嫌な奴でしょ! なんやコイツって思うでしょ?

いいですよ、どうお感じになっても。

BEATLESとは感性が合わないんですもん! しょうがないやねっ。

あなたもSTONES嫌いかもしんないし~、一緒やん!(笑

BEATLESがいなけりゃ・・・なんておっしゃる方いらっしゃいますが、

そんなことはないと思ってる私です。

時代の風は、常に新しいものを運んでくるのです。

その証拠にBEATLES存命中(笑)から

新しいよりクリエイティブなROCKが登場してきたじゃないですか!

サイケデリックでクラクラするような輝きを持ったバンドが・・・

そのへんからですね、音楽がよりクリエイティブになっていったのは。

彼らは、曲もそうですが、サウンドや音色にも拘りを持っていました。

そして、もっともクリエイティブな部分が

自由(フリーダム)だったこと!

既成の音楽に捕われなかったこと!

BEATLESが作り上げたと言われているロックの基本形から脱却し、

自由に音楽を奏でていたこと!

60年代後期から70年代初頭に起こったブーム・・・

日本では「アートロック」なる言葉も出てきました。

今思い返しても「アートロック」とは言い得て妙ですね!

アルバムタイトルなども ATOM HEART MOTHERが「原子心母」

まあ、ほとんど直訳みたいなものですが(笑

それでもこの「原子心母」ってタイトルは、

まさに広告キャッチ的だと思うのです。

ちなみにATOM HEART MOTHERは、

のちの超スーパーバンドとなる PINK FLOYDのアルバムタイトルです。

個人的にはこの「原子心母」で私は音楽の聞き方を変えられました!

メロディラインがどうの、一緒に口づさめるなど・・・

そんなものは、どうでもよい!

とにかく音に埋もれるサウンドに酔う。



この時期のロックの一番の特徴は、

単純明快なロックリズムではなく、

あらゆるジャンルの音楽が混じり合った

より実験的(クリエイティブ)なものでした。




実はあの時代の風景を思い出すと、

笑いがでてくるのですよ。

今の大半の若者たちが聴いている安っぽい音楽とは正反対の

小難しい音楽をステレオの前で目を閉じ悦に入りながら聴いていた・・・

いや、音楽と対峙してたと言った方がいいでしょうか。

あの当時の音楽の大部分を占めていたのは、

ただ歌って踊るための音楽ではありませんでした。

もちろん、不滅のポップスやR&B、フォークなどもあり~の な状況の中で、

日本の音楽史の中でもちょっと異質な時代でしたね。

すべてがそうだとは言いません。

はっきり言って、私の中ではもうROCKは出尽くした感があります。

今のROCKには実験性を見いだせません!

焼き直しばかり。

焼き直しでも何かキラっと光るものを見せてくれればまだ許せるものの・・・

彼らは自分たちのルーツミュージックを研究してるのでしょうか?

何かを忘れ、すっ飛ばして来てるように思えてならないのです。

私は、けっして昔はよかった・・・などとは言いませんよ!

ROCKは、いつの時代もカッコよく、トンガっていてほしいのです。

スタイルやシェイプだけ模倣したって、私は騙されません。



デザインもある時期、模倣する時期があります。

でも、みんなその時期にいいものを吸収し、

そして一段上を目指していくのです。

それが、デザイナーが歩む道です。



デザインと音楽(ROCK)・・・共通項が見えてきませんか?

そう、ここでも、創りだすという事です。

クリエイティブにデザインする。

新しい世界を新しいカルチャー、新しいブームを創りだせ!

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