2015年11月13日金曜日

爆音による反戦と愛国のメッセージ。

えーっと、本日もROCKネタ。

もうタイトルで分かっちゃった?(笑

でも、これ書かん訳いかんでしょ!

60年代後半から70年代半ばまで、

この日本でも反戦の運動が高まっていた時期があります。

ウッドストック・ミュージック・フェスティバルは 確か、

愛と平和と音楽の三日間というサブタイトルがついてたと思う。

映画の中でも、聴衆の姿が映し出されていたけど、

なぜか彼ら彼女たちの「うつろな目」が気になっていた。

考えればベトナム戦争激化の中での ウッドストックだったわけで、

なのであえて先述のサブタイトルなわけだ。

兄弟や親、友人をベトナムで失った人も 少なからずあの場にいたんだと思う。

ウッドストックにきた人はただ単に音楽だけを求めてきたのだろうか?

好きな音楽とともに・・・こころの平穏も・・・

映画の中では、反戦を込めたミュージシャンが数人いた。

私が後年、一番驚かされたことがある。

トリを務めたジミ・ヘンドリックス。

あの超有名な、そしてもはや伝説的な演奏である

スター・スパングルド・バナー(アメリカ国家)だ!

全編ジミの歪んだ爆音ギターで奏でられたアメリカ国家。

言われると確かにそうだが、あの爆音、そして歪められた曲・・・

爆弾投下の爆発音攻撃音を表現したものだと・・・

あれこそがROCKという音楽の自由さだ。

あれこそがクリエイティブ!

たしかにジミはあの演奏でもの言わぬ反戦を訴えたのだと思う!

ギター一本でアメリカをいや反戦などという 嫌らしい言葉さへぶち壊しちゃった!

偉大なる演奏家、作曲家、そして偉大なるクリエイティブ・パフォーマー!

ギターという楽器の可能性を切り開き、 ROCKという音楽の可能性を追求した男。

こんな革新者はジミしか知らない。

亡くなる前には、BIG BANDの構想を持っていたという。

どんな、ファンキーでクリエイティブな音楽が奏でられただろう、惜しい!

ウッドストック以前のモンタレーでは ジミの前に演奏したフーは

ギターへし折り、 ドラムセットをぶっ壊すというパフォーマンスをやってのけ、

観衆の度肝も抜いた!

フーの後に登場したジミは・・・ ギターへし折り・・・ここまでは一緒だ。

おっと、間違った!

ギター叩き付ける前にやった事がある。

なんと、ギター燃やしちゃった!

これには、ピート・タウンゼンドもやられた!って思っただろう(笑

その後、現在にいたるまで、 ジミに匹敵するミュージシャンはでていない!

いるって方、教えてください。

いるのは・・・となりのアン(兄)ちゃんばかりだ。(笑

なんか、どいつもこいつも小粒だよね。

どんなに巧くたって、響いてくるものがない。

多分ロックの精心棒が入ってないんだと思う。

ここ数年のKING CRIMSON聴いてみなよ!

誰にも真似できない、世界一、HEAVY METALだぜ!あの年齢で!

それと・・・この日本。

もうみんなと同じ事やってても 音楽じゃあ食べていけなくなるよ!

ジミなんて、金持ち逃げされてるしね・・・

彼にとっちゃ、金より音楽とドラッグ?(笑

ウッドストックのジミヘン

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